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フルフットフィンの修理

フィンの直し方

このようなフィンを使用されている方結構いらっしゃるかと思います。

僕のはGullのワープフィン。サイズはXL。こんなチンチクリンがXLをはいてます。

何年使用してることでしょうか・・・

さて、このフィンでカカト部分をひっくり返して装着する方をよく見ますが、確実に裂けてしまう原因です。

特にカカト周辺に亀裂の始まりが出来れば使えば使うほど裂けていきます。そもそもひっくり返さないと履けないほどぴっちぴちの必要はないと思いますし・・・。

シュノーケリングセット装着がむしゃらフィンワークで速さを競うようなスタイルの競技ならぴっちぴちは必要でしょう、途中で脱げてしまうのは困りますしね。

ですが、ダイビングや普通のシュノーケリングならある程度余裕があっても全~く問題ありません(脱げません)。

薄め?のブーツを履きそれから指一本でスっとハマるくらいで十分でしょう。ちなみに僕のは かかとも無理なくすんなり入ります。

それでも年月が経てば何故だか少し欠けてたり、穴が空きそこが広がってくるような損傷が起こります。少しの亀裂も大きくなるばかり。

正直、このタイプのフィンは元に戻りません。いかに損傷を食い止めるか それしかないでしょう。

数mmの亀裂を発見したら出来るだけ早く滑らかにカットしましょう。カッター等のナイフではなかなか滑らかに出来ないのでハンドルーターがオススメです。

補強を入れてフィンを縫うとか聞いた事ありますが、この手のゴム材だとまた引っ張りや曲げの力が加わるとラインに負けてしまいいたるところがまた裂けてくると思います。今以上に人為的に穴を空けることは避けましょう。

 ●まずピッチピチを使用しない。 

 ●装着時カカトをひっくり返さない。 

 ●少しの亀裂でも発見したら角がないように滑らかに削ってしまう。

さて、ここからは自分のフィンについてですが、甲の部分に同じく亀裂のような傷の欠けが。ここはハンドルーターで滑らかにしていきます。

これは本当に便利ですよ!

それと何故だかポケットサイドに裂けがあり、ほったらかしにしてたら段々と広がり・・・ これ以上は・・というところで修復作業。それでは遅いんですけどね。

こんなガッチガチのゴムだとゴム用接着剤なんて全く意味がありません。たしかに簡単に思い浮かべるのは接着剤ですけど、サンドペーパーで表面を荒らし、色々やっても結局剥がれちゃいます。

それなら瞬間接着剤の方がまだマシです。(接着前には油分等はしっかりと取り除きましょう)

なので裂けたところを瞬間接着剤で繋ぎ合わせていきます。乾燥後パンク修理用のパッチで面を補強。正直これは気休めです。

左の写真の甲の右の方が少し欠けてますね、ここも滑らかに削ります。

そして、ひねりに強いように特殊な布で巻いていきますが、これは簡単に言うと布っぽいファイバーグラスみたいなもの。最初から溶剤が含まれていて水と反応しガチガチに固めてくれる物。乾燥後かなり硬くこのスタイルを保っています。

その上から強力で少し厚めのダクトテープで補強。一応これで終了としますが、絶対にテープは剥がれてくるでしょう。その時は下地に影響しない時点で巻きなおすしかありません。

甲の右の欠けもハンドルーターでス~っと削りました。これで傷が広がる取っ掛りがなくなりました。

もっとひどくなるようなら、カカト部分全体を固める方向で考えています。まだまだ使いますよ~

ご覧のこんな直し方は見た目はどうでも良くってとりあえずまだまだ使いたいというだけの直し方なので参考になるかどうかわかりませんが、捨てる前に一度やってみてはいかがでしょうか?

ところで片足フィンのみ誰か不要としてませんか?? 出来ればワープの黒でXL片方。 

ご連絡お待ちしております。

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