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船外機メンテナンス【プロペラ側オイルシール交換】

ここ数日間、船外機と奮闘しておりました。

100時間毎に行っているエンジンオイルとギアオイル交換時に発覚したあるパーツの損傷。

エンジンオイルもそうですが、ギアオイルの交換時では異常を知ることが出来る大切な作業の一つなのです。

内容を書き始めると長くなり、またマニアック過ぎるので割愛致します。。。

が、やっぱり少し。

プロペラを外すとオイルシールの破損が見付かりました。同じパーツが上下二重でハマっています。画像右は新品。

※ なぜプロペラを外したかというと、ギアオイルの色で異変が分かります。

一見、ラバー製でリング状のパーツにスプリングがハマっているだけのように見えますが、ラバー内は金属製の薄く硬いプレートが入っています。ガッチリと固定されていて取り外すのが難しいパーツなのです。

プロペラシャフトがあるので工具などを使い、このオイルシールをホジホジと手前に取り出すことが難しく、このパーツのみの交換の為にほとんどの方が、画像内にあるギザギザの歯車のような丸いナットを外し、オイルシールを取り囲んでいるハウジングを引き抜きます。この作業がまた大変。多分、ナットはぶっ壊して外す方がほとんど。実は以前にも行ったことがあるのですが、出来ればこのオイルシールのみを交換したいわけです。

というわけで、急遽

オイルシールのみを取り外す工具を自作し見事に成功!無事に新品パーツと交換完了!

ナットは潮による腐食があったので新品に交換しました。

オイルシール交換に関しては、すぐにまた交換出来るように安心して使える特殊工具を再度作成しようと思います。

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