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【ゴバンノアシ】南国マーシャル諸島の大きな木とサガリバナ似の花

【ゴバンノアシ】南国マーシャル諸島の大きな木とサガリバナ似の花

「南国のこの大きな木と花は?」シリーズです。

確かに似てますよ、、 逆にすると「碁盤の脚」に。

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ゴバンノアシ/碁盤の脚

【ゴバンノアシ】南国マーシャル諸島の大きな木とサガリバナ似の花
  • 学名:Barringtonia asiatica
  • 和名:ゴバンノアシ/碁盤の脚
  • 英名:Fish poison tree、 Sea poison tree

英名のポイズン(毒)とあるように、画像の実は食べることができません。

昔はこの毒を利用し何かしら海での操業などに使用されていたかもわかりませんね。

さて、現在の利用方法をローカルにうかがってみると、

すり潰した実を絞りそのエキスを飲むという体内の毒素消しとして今でも利用されているそう。軟弱な日本人の我々にとっては決して真似できませんが、実際に効果はあるようです。

ん~・・ やっぱり真似できませんね。。

この実が乾燥して海を漂い他国へ漂着することもあるそうなので、もしかしたらマーシャル諸島産のゴバンノアシがどこかの国にたどり着いているかもわかりませんね。

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サガリバナ似のゴバンノアシの花

ゴバンノアシはツツジ目サガリバナ科。

木と葉を見てもなかなか見分けの付かない南国の大きな木ですが、画像のように落花していたら間違いないかと思います。それと同時に葉の間を見てみるとまるで碁盤の脚のような果実があれば更に間違いなし。

サガリバナは枝から名のとおり下に向かっていくつもの花が咲いていますが、ゴバンノアシの場合は普通?に葉のあいだに上を向いて咲いています。

↓こちらの画像内中央左の白い蕾がわかるでしょうか。

【ゴバンノアシ】南国マーシャル諸島の大きな木とサガリバナ似の花

この蕾が開きそこからフサフサで雄しべが白とピンクの花が咲きます。

咲いているまともな画像がない・・というのも、、サガリバナ同様に夜に咲き、朝 陽がのぼると花弁ごと落ちてしまう、そして花の位置も高いのでなかなか撮れていません。

このブログ記事内の花は、早朝に撮った落花する前の状態です。

夜に美しく派手な形状で咲くなんて、なんだかロマンチックですね。

絶滅危惧種のゴバンノアシ

太平洋の熱帯地域や海岸、マングローブ域、小さな離島でもたくましく育っているゴバンノアシは絶滅危惧種として位置づけられています。

大きく根を張ることもあり沿岸域ではとても重要といえるでしょう。

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