コース&撮影ガイド

 

Iawke

 

夕方からの土砂降りからは想像も出来ないような静かな朝。

 

本日はダイビングとシュノーケリングツアーです。

 

とっても穏やかなので外洋付近でもシュノーケリングは可能で、ラグーン島寄り、環礁の真ん中などなど。

 

なんとな~くマジュロ環礁の全体像をご覧頂きました。

 

一番上の写真はお気に入りの珊瑚 「Acropora stoddarti」 です。

 

珊瑚にもいろんな撮り方がありますが、今日は煽ってみました。

 

どこ見ても珊瑚があるって撮影する時に意外と迷いませんか?どこをどうやって?って。。

 

もちろん単純に見えてる気にいった範囲を撮ればいいと思うんですけど、10年以上ここで珊瑚を見て撮ってるヤツもたまにはお役に立てるかとコースガイド兼撮影ガイドをさせて頂きました。

 

もちろん追加料金は掛かりません(笑) と言うか、、、勝手に撮ってただけですけど・・・

 

普通に流してたら珊瑚の裏側なんて海老反りなって撮らないですもんね。けど誰かがやってるとやってみたくなるっしょ?

 

ここ最近若干水温が高い気がしますが未だ変化のない珊瑚です。

 

影響を受けるとほんと一気に白化してしまいますからね、それが心配です。

 

パラオハマサンゴ 「Porites rus」 で形成していると言っても過言ではないPinnacleのサンゴは普通に見れば上に順に重なるように見えているだけですが、見方を変えればダイナミックな地形っぽくなります。

 

ちょっとした事なんですけどダラ~っと見ながら潜っててもずーっと同じ・・・

 

自分で変化を付けていきましょう~

 

そうすると同じサンゴやポイントでも何倍も違って見えてきますよ。

 

途中スコールにあたりましたがとても穏やかな一日でした。

 

 

 

 

シュノーケリングにて

 

Iakwe!

 

写真は昨日2ndダイブでお2人がバディダイビングをしている時にシュノーケリングにて撮ったものです。

 

深度2m前後ってところでしょうか。

 

こんな感じでシュノーケリングでも十分にマジュロ環礁の海を楽しめるのがマーシャル流。

 

どんなカメラでもストロボなしで明るく撮れるのがいいですね。

 

この魚は 「ゴマニザ / Acanthurus guttatus」 といい、体の白帯より後部に多くの小さな白点が散り、腹ビレ・尾ビレの一部が真黄色でとても目立ち品があるニザダイ科の種でもあります。

無視されがちなんですけどね。しっかり見ればキレイなのに・・・

 

サンゴの写真2枚も昨日同じエリアで撮ったものですが、薄~く雲が掛かってるくらいの方が影や水面のゆらゆらが写らなくっていいかもです。

晴天の方がキラキラしてて 見た目にはさらにキレイに映えますけどね。

 

ただただ浮かんでその光景と一体感を持つ感じがとても気持ちがいいんです。

 

右の枝状サンゴは 「トゲスギミドリイシ / Acropora intermedia」 ですが、このニョキニョキ感がたまらなく力強く感じますね。

 

元気なサンゴを見るとなんだかホッとするのです。。。

 

サンゴも生物ですからね、そういう目で見てやってください。

 

環境のバロメーターにもなりますよ。

 

 

 

ユビエダハマサンゴ

 

Iakwe!

 

本日はこちらのとても元気なサンゴをご紹介しましょう。

 

学名:Porites cylindrica

 

和名:ユビエダハマサンゴ

 

マジュロ環礁のラグーン内であればどちらかというと浅場環境に生息しています。マーシャル諸島以外でも比較的見やすいサンゴではないでしょうか。

 

そして水面近くのとても浅い場所でも影響を受けないという強いサンゴでもあります。

 

面白い?のは、どちらかというとオニヒトデに好まれない種のようで実際にこのサンゴの周りでオニヒトデを見たことはありません。

 

近々 オニヒトデ関連内容も投稿しますね。

 

もしかするとオニヒトデ以外にも、水温、水質等にも対応しやすいのかわかりません。

 

パラオハマサンゴも強いですが、これらはいつも同じような環境に生息していて他の種類のサンゴがダメージを受けてもこれらどちらも何の影響もなくそのままを保ったまま。

 

例えば、ラグーン内の近場ポイント 「Parking lot」 のボートを停泊させるサンゴの山(ピナクル)には「パラオハマサンゴ」が8割、根のトップにはこの「ユビエダハマサンゴ」などが広がります(写真右)。

 

この場所は民家や主要な町も近く、大型の漁船等が停泊しているエリア内でもあるので水質の変化等の影響を受けやすいところでもあるのですが、全く変化なし。

 

繊細なサンゴも味がありますが、このようなタフなサンゴには更にエリアを拡大して欲しいと思いますね。

 

そんなサンゴ達がさらに愛おしくも思えてくるのです。

 

 

 

大潮干潮のMajuro²

 

Iakwe!

 

まだまだ穏やかなマジュロ環礁です。

 

風は10kts前後、全体に薄い雲があるのでとても過ごしやすい天候です。

 

もうすぐ満月ですね、一ヶ月経つのは早いもんです。

 

大潮回りの干潮時には島のすぐ近くのサンゴが水面から顔を出しますが、以前はどこも素晴らしいサンゴでした。今も一部では浅い場所でも変わらず元気でカラフル。サンゴ好きにはたまらない。。

 

こちら左の写真は 「Acropora intermedia / トゲスギミドリイシ」 ですが、浅いとはいえ水面からガッツリと姿を出すことはありません、マジュロでは。

 

他の国ではどうなんでしょうね・・・。

 

このサンゴはポイント 「MajuroMajuro」 での大群生が見ものですが、A intermedia シリーズはまたの機会にガッツリご紹介致します。

 

「MajuroMajuro」 の浅いところでのシュノーケリングなら半日め一杯居られます、凪いでたらですが。。

 

それくらい個人的にはお気に入りで撮影ポイントも多いところ。

 

これからが本番! と自分を盛り上げてみる。。。

 

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パラオハマサンゴ

 

Iakwe!

 

本日のサンゴはマーシャル諸島でとても良く目にするこちらのサンゴです。

 

学名:Porites rus

和名:パラオハマサンゴ

 

外洋のドロップオフ、ラグーン内の穏やかなところ、環礁のど真ん中でもこのサンゴは生息しています。同じ環境にあるテーブル形状のサンゴが白化してもこちらはビクともしませんでした、とても強い種類ですね。

 

写真でも分かるように水面にかなり近く浅い場所は水温も上がりやすく他のサンゴがダメージを受ける中、この種は見た目変わらず生き残っています。とてもたくましい。

 

橋を出た外洋側の側面とエッジ付近はほぼこのパラオハマサンゴといっていいでしょう。棚上には数種類のテーブル形状のサンゴが連なりますがそれなりにダメージをくらった時でもこれらは全く平気。

 

上部は柱状に突起しますが、下部は葉状(板状)に広がります。それが良く分かるのはマジュロ環礁内ではピナクル系のポイント(写真右)

 

この上部の突起はほんの一部で、葉状に広がった部分が幾つも重なりまるで違うサンゴのようにも見えますね。見方を変えれば葉状の重なった独自のサンゴの上部に違う種類のサンゴが住み着いたかのようにも見えてしまうほど形状は様々。

 

と思えば、左の真ん丸なサンゴなんて もはや葉状部分が全くない・・・ ですがこちらも同じ種です。

 

今回の4枚の写真全てが Porites rus という種に該当しますが見た目が全く違うと思いませんか?

 

同じ種でも生息環境によって形状や微妙な色合いは変わるようです。

 

パラオハマサンゴも深い・・・ 深すぎる・・・・

 

今日もベタ凪の中、MajuroMajuro入りましたが、昨日の子は見当たらず・・・ コンデジ持ってたからか、、、これ。。

 

ま、、、 そんなもんですwww

 

 

 

トゲマツミドリイシ

 

Iakwe!

 

本日はこちらのサンゴをご紹介しましょう。

 

学名:Acropora listeri (A danai)

和名:トゲマツミドリイシ

 

繊細なイメージもあり たくましくダイナミックな形状です。

 

その繊細さがある理由は元は枝状のサンゴが融合し板状になるためかもしれません。そんな影響で板状の中央部からでも突起部が見て分かる部分もあります、そしてエッジがシャープ。

 

一番上の写真はアルノ環礁の西側、次はアルノ環礁北、最後はマジュロ環礁の橋をくぐってすぐのところ付近。

 

このような全く違う場所でもこの種は生息していますが、潮通しの良い外洋で比較的浅めエリアで良く目にしますね。

 

色のバリエーションも豊富で写真のように薄茶色、黄色、さらに白っぽい(白化ではない)ものまであります。スタイルも様々でベタ~っとしているタイプから、テーブルスタイルなどなどパッと見では同じサンゴに見えなかったり・・・

 

こちらによく似た種(Acropora robusta)ヤスリミドリイシの形状バリエーションはさらにビックリなので次回ご紹介いたします。

 

どうにかまだまだ凪いでいるマジュロ環礁、風は10ktsちょいといった感じです。

 

本日は中休みで明日からまたファンダイビング再開です。

 

 

 

浅瀬のサンゴ

 

Iakwe!

 

今日はこんなサンゴ達をご紹介しましょう。写真はポストカードにもしているものです。

 

上の写真はアルノ環礁の外洋水深数十cmで撮影したものですが、同じ環境でも生息するサンゴの種類は様々。

 

まず真ん中の紫色は

学名:「Acropora polystoma

和名:「タバネミドリイシ」

 

中心左

学名:「Pocillopora verrucosa

和名:「イボハナヤサイサンゴ」

 

右手前

学名:「Acropora digitifera

和名:「コユビミドリイシ」

 

画像を超アップで見ると違いは分かりやすいですが、パッと見では色の違いくらいにしか思わないんじゃないでしょうか・・・

 

中心左のサンゴは形状が全く違うので分かりやすいかと思います。先端のとんがったポリプを収納しているサンゴ個体がありません。というのも違いの一つ。

 

その他2つに関してはサンゴ個体の形状に違いがあります。単体の形が丸いとかウロコ状などと言われたらわかりやすいですね。

 

左の写真は 「Acropora nasuta」 ハナガサミドリイシ ですが、このサンゴの個体わかりますか。このひと粒ひと粒のサンゴ個体からポリプの触手を伸ばします。少し見えていますね。

 

これらの個体それぞれの向きや位置の違いでも同定の基準となるようです。

 

という事はパッと見なんかで判断出来る訳がありませんよね・・・

 

サンゴって奥が深い・・・

 

サンゴって可愛い

 

 

 

 

サンゴ講習

 

Iakwe!

 

 

写真は 学名:「Acropora intermedia / 旧名は A. nobilis」 和名:「トゲスギミドリイシ」 ですが、こんなふうに全体が丸い感じで収まっているかと思えば、ダイブサイト Majuro Majuroの後半のように一面サンゴの絨毯のように広がっていたり、色が緑や薄い黄色っぽかったり、エダ自体の伸び方や形状の違いで別種?と思ったりしてしまいます。

 

さてサンゴ調査チームが夕方出発される本日10時からサンゴについて写真や図鑑を見ながら教えて頂きました。

 

もちろん写真だけでは判断が難しいものもあり、特にズームで見ても限界があるというか。こんな時もっとマクロ視点で撮っておけば良かったと後悔しています。いくつかはマクロでも撮っていますが同定が難しい種にかぎって全体の写真しかなく。

 

見た目は同じようなサンゴでもそれらの違いや特徴を教えてもらい、特に形(全体のスタイル)や色だけでは判断が出来ないサンゴは本当に奥が深い。

 

魚の場合、生息域により多少の色の違いがあっても、体型や模様や柄はほぼ同じ。

サンゴの場合エダ状に見えて実は・・・ なんていうのはザラ。視点をゴッソリ変えないと偏った見方で判断してしまいそう。

 

そういった意味では基本的な 「科」 「属」 「種」 の順いや、「目」 から勉強しないといけませんね・・・

 

しかしアッと言う間の2時間でした。ご出発前になんだか申し訳ない。。

 

彼の口からもレアだと言われる 「Acropora stoddarti」 は以前何年か前に僕個人のブログでも発信した事がありますが、マジュロならあるところで比較的に簡単に見付ける事が出来ます。このサンゴは繊細な感じでとても美しく大好きなんですが、数カ所でしか見たことがありません。

 

魚のレア種ももちろん好きですが、サンゴのレアもなかなかいいもんです。

 

サンゴは生物です。知れば知るほど愛おしくなりますよ。

 

 

 

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