それは思わぬところでいきなりやってきます、そういうものです。
そして悲しいことに収まる気配はなく更に激しくなるのです・・・
マーシャル諸島で発生する小中規模な揺れとは
特に発生する確率が高いのが、空港や病院、警察の待合室などの老若男女職種を問わず人が集まりやすいところ。機内で遭遇したこともあります。
見た目が古い連結式の長椅子などは要注意ッ!
どっしりとした一体型の長椅子ならまだしも、座面と背もたれがセットの固定タイプで土台に後付けスタイルの場合には普通に座ってもキシむため、その揺れは隣に座っていてもダイレクトに最大限伝わってきます。
可能性が高い震源地とは
主に20代~50才代の男性に多く見られる。
女性ではあまり見掛けないが、ゼロというわけではない。
揺れながら腕組みをしていることが多く、そのまま普通に他人と会話をしている場合もあるが、ほとんどの場合は単独の犯行。最近ではスマホを見ながらも多い(ネット接続が必要ないゲームなど)。
お隣を全く気にしないであろう容姿からも何となく共通点があるようです(もちろん個人差はあり)。
小中規模揺れの5パターン
代表的な5通りの揺れをご紹介します。
※ 震度は各個人のその瞬間の気分により異なるようです。
片足縦(たて)揺れ
椅子に座ったままどちらかの足のつま先付近を地面に固定してヒザを上下にするやり方。上下の揺れは小刻みや大きなパターンがあり人により様々。
両足縦(たて)揺れ
片足タイプと同様にそれらを両足で行います。
両足横(よこ)揺れ
これは真似をしようにも難しいパターンです。スタイルはそのままで両ひざが小刻みに左右に動きます。両足の幅は若干狭目で?でそのままヒザの横揺れをしますが、そのスピードは素人では真似ができません。
超高速片足縦(たて)揺れ
これを隣でやられると、こちらはジッとしていても揺れてしまいそうなパターンです。
力強く1秒間に数え切れないほどの揺れを観測できるであろう想像をはるかに超える超高速型で、絶対にハエや蚊が止まることはできないでしょう。
超高速両足縦(たて)揺れ
最大級です。
ジッとしているはずの自分もおそらく周りから見ると揺れてしまっていることでしょう。
万が一椅子のネジが緩んでいる場合にはさらに緩んでしまいそのネジが完全に外れてしまい隣やその続きに座っている場合、全員倒れてしまう可能性があるので要注意ですッ!
このパターンで攻められると、その先を期待してしまう程で、もういっそのこと一緒にやってみようかと悩むことも。。
※ ちなみに、片足は縦揺れ、もう片方は横揺れ同時スタイルに遭遇したことはありません。
上記これら全て日本で一般的には、
『 貧乏ゆすり 』
と言いますね。
はい、日本ではとーっても嫌われる、『時と場所を選ばない激しめの「貧乏ゆすり」』なのです。
マーシャル諸島で貧乏ゆすりに遭遇した場合
個人的には、、、、
何もできません。
例えば、「ちょっと、それ止めてくれない?」と言ってもその後の空気が微妙。。
「えッ!地震ッ!??」と言い、その後、「あ・・・」と言いながらその足を見るのもメンドクサイ。
多分それでは気付いてくれないだろうし。
かといって、その激しい揺れの隣でずーっと待つのかというと・・・
自分の場合は待ってしまうことがほとんどなのです。。。
心の中では、「早く自分か彼の番になってくれー!」と願うばかり。
今迄マーシャル諸島にいる間いーっぱい遭遇し、その度に考えます。
全く同じ動きと震度でやってやろうかと。
けど、自分の逆隣に他の人がいたら・・・・・・
このジャパニーズ貧乏ゆすりしてやんのぉ~ ってなっちゃうし、、
そもそもそういった場合、その場を離れればいいのですが。
様々な葛藤の中、未だに対応できない日本人なのです。。。
マーシャル諸島在住でない方々は是非とも、「あ~ 揺れちゃいたいのね・・・」という大きな気持ちでその場をやり過ごしましょう。
ですが、機内の場合は逃げ場がない・・・ 他の席が空いてればいいけど・・・
【要注意!】マーシャル諸島で頻繁に発生する小中規模の揺れまとめ
マーシャル諸島に長年居ますが自然発生の地震に一度も遭遇したことがありません。
その代わりにこういった人為的な地震にも似た揺れは様々な場所で良く遭遇しています。
うちに戻り、真似てあらゆる貧乏ゆすりをしてみても、あのような小刻みしかも振動を周囲に与えられるような貧乏ゆすりはなかなかできないことを踏まえると、これはミクロネシア特有の才能ではないかと思えるようになってきました。
下半身に何か機器を装着し発電できるような仕組みができれば、きっとマーシャル諸島国内でもっともっと揺れが発生し電力不足も補えることでしょう。。
例えば、貧乏ゆすりをしていればスマホが充電できる!みたいな。。
マーシャル諸島でたまたま「揺れ」に遭遇しても広く大きな気持ちで一緒に揺れてくださいませ。
宜しくお願い申し上げます。
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