先日の続きは、更に鉄筋アンカー設置と大幅にズレたアンカーの水中移動など。
水中で見付けた以前アンカーとして使用されていたであろう大きなコンクリートの塊がこちらです。
3700mm、高さ350mmの正方形のどっしりとしたコンクリートの塊です。
この上部中央には鉄製の大きなリングがコンクリート内に埋めてあり、リング周辺の古いロープなどを取り除きキレイにしてみても問題なく使える感じ。ちなみにここへハンマーを持っていき簡単に取れてしまうようなサビは除去しています。
リングの周囲の砂も掘り起こし接続部分を確認してみましたが、しっかりとコンクリート内に埋まっているようす。
こういったモノに「今後も絶対大丈夫」ということはないので定期的なチェックが必要です。
これだけのコンクリートの塊はなかなか導入することができないので、本当にいいタイミングでしかもいい場所にあってくれてラッキーなのですが、このリングが折れたら次はどう固定するか・・・ が今からの課題なのです。
これも風と波次第か・・・
画像にはありませんが、この日は水中で大幅に移動してしまったアンカーを元の位置へ。1セット150kgしかないのに、水中とはいえ人力では数mさえキツいもの・・・ そんな時には無理をしないでリフトバッグを使用します。まだまだ砂地にめり込んでくれそうにはありません。。
今週末には幼魚がついに運ばれてきます。
なので、今後の水底付近作業は養殖にまったく影響しない程度に行わなくてはいけません。
これで、これらのケージを水底から支えているロープは10本となりました。
数ヵ月後の様子を早く見たいと同時に、損傷が出ないように定期的にチェックをしていくしかありません。
日々風を心配しながら、しかも中には生きた魚がいる・・・なんて心配だらけですが、これも与えられた任務なのです。。
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