今年2021年の仕事初めは、鉄筋アンカーとコンクリートとの濃厚接触から始まりました。
昨年に新設置したケージを強風による水中固定具の移動を止めるための強化作業です。
これは正直正しく大きいモノに越したことはありません。そしていかに動かないようにするか・・ それを考えながら水中へ設置する前に色々考えなくてはいけません。
今回は大きな鉄筋アンカーをブチ込んできました。
こういったアンカーは砂地にめり込めばめり込むほど力を発揮してくれるので今日明日には効果は現れません。水底内で落ち着いたあとは人力では決して動かすことは出来ずその効果は絶大。
こういった砂地対応型は早くに設置にするに限ります。
今回このアンカーを設置した場所の周囲には珊瑚の根、しかも、丸いかたまりの根ではなく、だら~っと水底を覆うような形状のためそれらを避けて砂地へと移動。この作業だけでも結構なボリューム、重いので。リフトバッグを持って行ってなかったのがこうなったわけなので自分を責めながら広い完全砂地地帯へ移動。
これを2,3ヶ月に見た時にガッツリ砂地にめり込んでいることを望みます。
さて、こうして新設した海面上のケージを水中で支えるあらゆるアンカーが水中にあるわけですが、今日は今まで見なかったところで、6m×6m高さ40cmほどのとても大きなコンクリートのかたまりを発見!
これにはビックリしましたが多分以前何かの大型船用に沈めたモノなのでしょう。上面には大きく太いリング状のモノが埋め込めれていて、これまた大きな古いアンカーが(移動させる際に崩れてしまうほど)。
それらを取り除いてリング周辺をキレイにし、今まで固定していた近くの一本をこちらに移設。
ここのロープが切れない限り絶対にケージは動かないというほど。潜れば潜るだけ発見はあるものです。もうあまり潜りたくないけど・・・(笑)
したい作業がまだ少し残ってしまったので来週へ持ち越しですが、どんな天候が来ようと安心したいので周囲からは見えない基礎作業を確実におこなっていこうと思います。
来週には幼魚を放流するのでそれまでには。
これも美味しい魚が育つために。。。
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