毎年この時期は風が吹きさらしているマジュロ環礁ですが、今年は少し強い風が連日続いている印象です。
とはいえ、全く穏やかな日がないかといえばそうでもなく天候良ければ出なくちゃ損!!?
荒れやすい時期でもタイミング良く出港
ホテル周辺の修繕工事に伴い身の周りが落ち着きませんが、天候が穏やかで自分が動けそうなら迷いなく海へ出ています。
マーシャル諸島って海しかないのに、タイミングみていたらいつになっても陸止まり。仕事柄海に出ることは多いですがそんな時は天候は選べませんからね。
気分的には週末が理想ですが、天候には週末も平日もありませんからこちらが合わせるしかありません。フィッシングもダイビングも海へはいつもで出れる状況にあるのでその時最良な判断を行うのみ。
さて、フィッシングへ行くと同じ場所でも釣れる時もあれば釣れない時も。時間や潮にも影響されるでしょう。
あの時あの場所では良く釣れたけど~・・・ そのあの時って??
という感じで時期は?時間は?潮は?同じ場所で翌週は?などなど数年の平均データがないと単なる思い出話になってしまいます。
プライベートでのフィッシングでは釣れなくても釣れないなりのデータは取れます。ゲストと一緒なら釣ってもらわないと困っちゃうので移動しますが。。
釣れる場所と時期
そんな以前のデータを見比べていると、どこでは何月から毎週のようにこんな釣果で珍しい○○と○○も。けど、あそこはこんなだったなど。
そんな良く釣れていた時期に突入したポイントへ。
ここはこの時期から数か月間のみ青物が多く、釣りとしても食としても嬉しい魚種が集まりやすいポイント。
実際に先月はほとんど釣れていなかった青物が序盤から当りました。
小ぶりなサメ?と思うほどの引きだった大きなカスミアジ。その後も中サイズが数匹。
小ぶりながら美味しいヒメフエダイや元気に暴れるキツネフエフキなどなど日中潮が変わっても定期的に釣れるという安定感。
単純に楽しいということもありますが、食卓に新鮮な魚が並ぶというのは健康にとっても有難い。二月はマグロばかりだったのでこれから違う種が楽しめそうです。
卵を抱えたカイワリ系も増え始めるはず。青魚特有の栄養もあるので積極的に食べて(食べさせて)いきたいですね。
画像↑は3日前の釣果ですが、そのポイントではようやく魚が集まり出したという印象です。これからの数か月間が本当に楽しみなのです。。
釣った魚を食べる
船上でウロコと内臓は処理するので、戻ったらサク分けしたり部位ごとに保存をします。
出来る限り生で食べられる状態を保ちその他は冷凍へ。
白身はともかく、アジ系の青魚は美味しいうちにそのまま頂きます。
サク取りした身は刺身、頭部は左右真っ二つに割りカマ部分と焼きで、その他の骨周辺は出汁を取り味噌汁に。内臓と皮は味付けをし煮ます(これが一番人気かも)。
今回の刺身は、カスミアジ、シロブチハタ、バラハタの盛り合わせで特性ポン酢風で完成です。
いつ獲れたか分かっている安心な魚のストックは我が家では必需品。10年後の自分達の体を作ってくれる食材は安心材料に限りますね。
ちなみに今晩の魚料理はカスミアジカツ(アジフライ)と刺身も加わります。
強風の日が多いこの時期ですが、タイミングを見計らってまた釣ってきたいと思います。釣って楽しく食べて健康!
最近、マジュロではオゴノリに似た海藻が食用として販売されていますが、販売者から何年か前に沢山頂いたことがありましたが、最近ようやく販売するまでになったようです。先日は彼からハワイの日本人祖母直伝の味付けをしたという瓶詰を頂きましたが、食感といい味といい流石は日本人向け。
こうして地場産の海産物が徐々に増えていくことは何だか嬉しい。観光で来られた方々にも味わっていただきたいなぁ~なんて思っています。
早くホテルの外と中の工事終わらないかな・・・といってもまだここは始まってないのでまだまだか・・・
魚はあってもこれじゃ、「居酒屋割烹・上田」はしばらくの間お休みさせていただきます(笑)
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