一夜にしてマーシャル諸島マジュロ市内の様子が一変してしまいました。
そんな様子を何となくお伝え致します。
※ 画像はちょいちょい準備しておいた消毒グッズ達。ようやく本格的に?役立ちます。
マーシャル諸島首都マジュロ環礁市内【コロナウィルス感染者急増中!】
太平洋地域の中でも最後まで市中感染もなくマスク無し生活をしていたマーシャル諸島。
10月からは入国の規制も緩くなるということで、皆その時期に備えていたことでしょう。
逆に言えば10月まではぜんぜん大丈夫~のような雰囲気・・・
海外から規制なく入国者が増えれば今後どうなるかは想像がつくも今迄と変わらず普通の生活を送っていたマーシャル諸島。
月曜のボートチャーター帰港後(08/Aug/月曜)、市中で感染者が出ているので明日以降の予定は延期という連絡が。
さて、その翌日からマジュロ市内は大変わり。
車の通りは少なく、持ってたの?という人まで一人残らずマスクマスクマスク。
出番を待っていたかのような派手なマスクをした女性。お願いですから毎日それ使わず使い捨てにして下さいね!と伝えたい。。。使ってんだろなぁ~ 昨日も今日も明日も・・・一張羅っぽかったし。。
スーパーマーケットでは一人づつ順に入る入店制限を設け入り口前には買い物客の列。店内ではまずお決まりの手の消毒。翌朝から早速そのように行われるには事前にしっかりとその時の為に備えられていたのでしょうね。
とはいえ、途上国のマーシャル諸島。もちろん普段から衛生面を気にしている人達ばかりという訳ではなく、世界中でコロナが蔓延してから手洗いやうがいの重要性を知った人達ばかり。だと思う。
ローカルの家庭によっては家の横に設置した雨水溜めのタンクから直接水を汲み生活している人も多く(フィルターを通し蛇口から出るのではなく)、その水をコップに入れてうがいをしてどんな効果があるのか・・むしろ大丈夫か?なんて疑問を抱いてしまいますが、決してイソジンなどを使っているとは思えない。
手洗い、うがいをしろ!なんてコロナが無かったらここでは耳にするフレーズではなかったのではないでしょうか。
新しいモノ好きなマーシャル諸島の人達ですから、いたるところに設置されたジェル状の消毒液を手にヌリヌリするのは得意そうに見えますが今や家庭内での行動が重要です。ですがそういった日常生活の「癖付け」をするのは難しいでしょうね。
マジュロ市内に設けられた二ヶ所のワクチン接種会場は開場前から多くの人達が押し寄せ順番を待つ状態に。これはここマジュロに限ったことではなく日本でも同じような状況をニュースで拝見していましたがまさにそんな感じ。
各学校はとりあえず二か月間は休校が決まり、私立校はオンラインへ移行。いきなりクラスごとのオンラインになっても対応出来る家庭ばかりではなく、また端末によって出来る出来ない等の問題だらけ・・・
一件で何家族?どういった繋がり?と思えるような大家族や身内との共同生活が多いマーシャルの人達は、感染の速さも半端ではないでしょう。
その共同生活にも似た家の中で徹底した衛生管理をされているとは思えず、食事や衣類等も共有する文化?があるので感染は急速に広がるばかりというのは想像できますね。
ここで市中感染が始まったらおそらくこうなるであろうと誰もが想像出来ていたことが今マジュロ市内で繰り広げられています。
救済等の支援もアメリカに頼っているマーシャル諸島は、大人の事情で?いつまでもコロナゼロを貫き通すこともできず10月から解放する方向(※2023年1月に延期 ※9/7に短縮:9/2発表)に踏み切ったわけですが、それよりも早く市中感染が広まった今、今後どんな支援があるのか乞うご期待!といったところ。
各企業が営業を自粛しても、マーシャル諸島にはそれを支援するお金がありませーん。あっても一部がポッケにないないしちゃうし(笑)
おねだり演説上手のマーシャル諸島!本番だッ!見せてくれッ!
マーシャル諸島のコロナウィルス感染者情報
マーシャル諸島国内の日々の感染者数や各コロナ情報はこちらからご覧頂けます。
National Disaster Management Office
ちなみにマジュロ環礁新規感染者の様子(過去24時間)は、
8月10日 53人
8月11日 64人
8月12日 479人
8月13日 535人
8月14日 1,064人
といった感じでどんどん右肩上がり。
こんな感じで↑のリンクからご覧頂けるので興味のある方は覗いてみてください。
今後何がどうなるのか分かりませんが、共存していくことを前提に動くしか無さそうですね。ワクチン接種済みでも何度も感染するみたいだし、こんな狭いところではどうにもなりませんね。
釣りにでも行くかなぁ~
いや、久々に潜ってタコもいいなぁ~
ん~・・・
平和な悩み。。。
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