船外機のアノード交換と割れてしまった時の対処方法【解決済み】

船外機のアノード交換と割れてしまった時の対処方法

船外機には、エンジンとドライブを電蝕(電気的腐蝕)から守ってくれる亜鉛の金属部品があり定期交換とされています。

つまり、エンジンやドライブ側の金属を守るためにこれらのパーツが受け止めてくれるのです。

YAMAHA F115の場合
・普段は水中に位置する「タブトリム」と「ブラケット最下部」に各1ヶ所
・シリンダーのスパークプラグ横に2ヶ所
・エンジンサイドのオイルフィルター横に1ヶ所
 

上の2ヶ所の状態はいつでも簡単に確認できますが、下3ヶ所は外してみないと現在どんな状態なのかがわかりません。

今回はこれらエンジン側の3ヶ所の交換をしますが、今回はここを放置し過ぎました・・・

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シリンダーアノードの交換方法

スパークプラグを交換する要領でカバーを外し確認をします。

画像のピンク色のボルトがあるパーツがアノードを固定しているカバーパーツです。

ピンクのボルトはアノードと繋がっているのでここは外さず、左の大きい方のボルトを外しますが、この1ヶ所を外せばガバっと全て外れてくれます。

ポイントは取り付けてあった面に対して真っ直ぐに引っ張り出す事。

そうしないと弱くなったアノードが周囲に固着したまま割れてしまいます。

取り出したパーツのピンク色のボルトを外しアノードを新品へ交換します。

周囲の黒いゴムのようなグロメットも交換しましょう~

後は、元の場所に装着しボルトで固定するのみ。すぐお隣のもう1ヶ所も同じ要領で交換です。

※エンジンサイドのオイルフィルター近くのアノードも同じような要領ですが、ソケットレンチ等が入るスペースがないのでここだけはメガネレンチ等で交換します(画像↑右)。
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アノードの取り外しに失敗した時

画像のように取り外す際に内部のアノードが割れてしまうことがあります。

こんなことになったのは初めて・・・

これは完全に交換時期の手遅れです。

シリンダー側に半分、固定しているパーツに半分固着しています。

これを全て取り除かなくてはいけません。

シリンダー側のアノードを取り除く

中心にはボルト穴、その周辺のグレー色はアノード、乳白色は腐蝕です。

この乳白色部分は尖ったもので削ることが出来るので慎重に少し削ります。加減はボルト穴とを利用してロングノーズプライヤーの先が入るくらいのスペースです。

小さな穴(凹み)が出来たらボルト穴も利用しプライヤーの先っちょで超しっかりと固定します。

これで慎重に力を入れて引っ張り出してみましょう。

もしもうんともすんともの場合には、、、

船外機のアノード交換と割れてしまった時の対処方法

プライヤーでしっかりと固定したままを維持し、ドライバーか何かで奥側にトンッと圧をかけます。

そうすると周囲から外れ内部へと入り込むので落ち着いてそのままシリンダ側の周囲を綺麗し引っこ抜きます。

万が一、プライヤーから外れ内部に落ちてしまっても焦らずまずは周囲を綺麗し取り出すためのスペースを少し作ります。

ついでに内部に落ちてしまったアノード周辺の腐蝕も目視出来る範囲で飛び散らないように削ってしまいます。

そうすることで小さくなり取り出しは容易になります。

もうこうなってしまっていたら多少の腐蝕カスはすでに内部に落ち込んでいるので気にせず作業をしましょう。

シリンダー内の腐蝕カス除去

スムーズに外せたにせよ、長時間交換していなかった場合には取り外した際の振動でもシリンダ内にカスが落ち込んでしまいます。

ましてや自分のように内部にガッツリ入ってしまった場合などはそのままにせずに綺麗にします。

方法は 「The掃除機!

しっかりと直接吸い込ませられるように、シリンダ側の穴径よりも細いホースを掃除側に繋ぎ合わせシリンダ内部に突っ込んで吸い込ませます(画像↑右)。

もちろん掃除機側のモードはMAXの「強!

これでとーっても綺麗になりますよ~

アノード固定カバーパーツ側のアノードを取り除く

船外機のアノード交換と割れてしまった時の対処方法

こちらの方が面倒な作業です。

パーツの周囲にはダメージを与えることなく内部で固着したアノードのみを取り除かなくてはいけません。

画像は中心にアノード固定用のボルトが残ったままですが、そのボルトを外しその周辺を全て取り除きます。

方法は、少しづつ砕いていくのみ!

細いツイストドリルで穴を開けプライヤー等で人力により慎重に砕いていく!の繰り返し。

これを2機分6つのうち3つやりましたが、結構面倒な作業です。ですがしっかり元通りにはなります。

船外機のアノード交換と割れてしまった時の対処方法まとめ

船外機のアノード交換と割れてしまった時の対処方法

このパーツ交換は本来超簡単な作業です。

もっと早くに交換していればこんなことには・・・・

本来ならこのような作業は必要なく、ボルトを外して新品パーツに交換!で終了なのですが、万が一の場合には参考にしてみてください。

すげーめんどくせー事になってしまいましたが、個人的にはそれなりに作業が楽しかったので記事にしてみました。

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