マジュロ環礁の洋上ケージ養殖水中システム補修作業

マジュロ環礁の洋上ケージ養殖システム補修作業

マジュロ内には魚を養殖しているところがあり、その方とは長い付き合いをしていてプライベートでも家に行ったりして遊んでいる仲なのですが、仕事で必要なダイバートレーニングも任されています。

ただ、作業ダイバーとしてはまだまだ不安ということで、行ってまいりました。

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海洋国で魚の養殖?

マジュロで各ホテル、個人が魚を買うには普通にスーパーマーケットへ行ったり、ガソリンスタンドやローカルマーケット等のクーラーボックス内から選び重さによって値段が決まり購入するのですが、いつも欲しい魚がある訳ではありません。

特に「MOI」と呼ばれる魚(ボラの一種)はここマーシャル諸島のローカルにも人気で、刺身、焼きなどで食べられています。

日本で「ボラ」と聞くと、正直不人気なイメージかと思いますが、ここマーシャル諸島は汽水域がなく全域が海水。純粋な海水のみで育った「ボラ」はアブラの乗りもよくとても美味しいのです。

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マジュロでのケージ養殖

ケージ内養殖にはいろいろなタイプがありますが、こちらはある意味手動システム。

ケージ(囲い)となる網や枠を固定しているロープ、その下のチェーン、そしてオモリなど基本部分が破損すれば全てがバラバラに・・・

ここマジュロのスタイルは、

オモリとなるアンカーが14カ所。各アンカーからチェーンとロープが出ており、それぞれが水面に向かい大きなブイで浮かばせています。途中の5m付近に丸いリングがありそこから前後左右へとまたロープで繋がっています。

どこかのロープが切れてしまえば碁盤の目が斜めに崩れてしまうのです。

現在、風上側の中心のロープが切れていて大幅に変形している状態。

これを直します。

水底のスタイルは定番で、チェーン・シャックル・ロープ(シンブル付き)ですが、シンブルはステンではない為、古いロープを切ると簡単にくずれ外れてくれました。ということで、シャックルは外さずにそのまま新しいロープへ変更しますが、本当はここにもシンブルを使いたいところ。ですが、シャックルが外れてくれそうにないので、ロープを補強しガッツリと固定します(ワイヤークリップの前に結びでしっかり固定はしています)。

その後、中層のリングへ通し、ボートで引っ張っていくと全体が移動!というはずが、、、風が邪魔をし動きません・・・ここのボートも小さいしパワー不足??というわけで

今回はどちらかというと「仮り」という感じです。ただこれ以上は全体のスタイルが変わることはありません。

今後

さて、今回のようにいくつもある太いロープが1本切れてしまったわけですが、他の様子は分かりません。そしてアンカー、チェーン、シャックル(繋ぎ目)の状態を誰も知らないらしい・・・ 水中でこれをセットしたダイバーが帰国してしまったようす。

近々一つのエリア内に幼魚から入れていくらしいですが、他のエリアはまだまだ作業が出来そう。

ということで、他のカ所とロープ等のチェックや把握、修理を今後することになりました。ダイビングに関しては今までファンダイビングのみをやってきた訳では無いので今更特別な事ではないのですが、この養殖場の水中全てを任せて頂けるのは有難いこと。

期限なしのやりたい時(穏やかな日)に自分のペースで水中の様子を全て把握していきたいと思います。

安心して美味しい魚が育つよう力になれればと思います。マーシャルへ来られた際にはホテルのレストランでも注文してくださいね~

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