毎年この時期に開催されるマーシャル内でも大きなトーナメントの一つです。
このトーナメントは、「トローリング/Bill fish」と「ボトムフィッシング/Urok」の2種類のカテゴリーで2日間に渡り同時開催されます。
そんな中、ボートチャーターをして頂き、我々も参加することに・・・
休日の娯楽ではなくチャーターなのでお仕事です。我々が主体で参加というよりは釣れるようにとあっちやこっちで釣って頂くわけですが、、、乗ってるだけというわけではなくどちらかと言うとこちらも参加型。というよりガッツリ釣りなさい的な。。。
今回は2日間のボトムフィッシングトーナメントをご紹介していきましょう。
The 38th Annual National Fishermen’s Tournament
参加ボート
- トローリング:17チーム(隻)
- ボトムフィッシング:50チーム(隻)
ボトムフィッシングに関しては過去最多のボート50隻! なんと多いこと。。。
トーナメント日程・時間
- 7月3日(金)、4日(土)
- Day-1: 6:00 am 出港 ~ 17:00 pm 帰港
- Day-2: 6:00 am 出港 ~ 17:30 pm 帰港
こちらはチャーターボートなので準備諸々を仕上げてからゲストを乗せ6時出港(トーナメント・スタート)に間に合わせます。
ホテルMIRの港でも朝4時過ぎから数隻が準備を始めます。その中の我々も燃料・大量の氷・エサなどをセットし時間前にはRREの港へ行き参加者を乗せ、出港します。
ルール
簡単にいえば、●トータルウェイト(2日間の合計の重さ)と、●Biggest(一匹当たりの最も重い魚)で競われます。
例えば一日目がへなちょこでも2日目で追い上げることが出来るし、もちろんその逆もありますね。その釣果はボートによって様々。
最重量は各ボートの計測時に一番重いであろう魚が選ばれ計測されます。
あと、ツチホゼリ(ハタ)などは別途賞があるそうな?数的に少ないからでしょうか・・水中では良く見掛けますが。
そして対象は根魚なので、トローリングで釣れるような魚は省かれます。
面白いのが、今回は最下位にも賞金があるという。。。狙いたくないけど(笑)
Team OLIVIAⅡ
チャーターはある団体のリーダーから受けたものですが、初日は1名が参加されたのみ。うちは2人なので計3人。確か一隻にマックス6名くらいまで可能なので不利と言えば不利。理屈で言えば多い方が確率は高くなりますよね。トローリングでも、アウトリガーをせり出してラインを増やしますが、それも一つの確率を上げる方法。小さいボートだと垂らしたラインが他のラインと絡まったり、単純に船上の快適性も考慮しなくてはいけませんが。
さて、天候はまずまず穏やかな中、一日目は渋い感じ・・・とはいえ釣れてなんぼのトーナメント。翌日に快進撃!
初日終了後には、「明日は何か必要?」と言われたので、切にもう1名をお願いしました。。
出港後最初のポイント7時前に掛かった期待大の強烈な引き。ざっと約90cmのツムブリは多分最重量の期待大!ですが、、対象外ということで計測から省かれました・・・・ ちょっとショック・・・
その後は行くところ行くところでそれなりに釣れ、2日目は初日の約6倍強の釣果!
丸一日ほぼ無風だったため、アンカーを打つ必要もなくゆる~い移動で釣りっ放し状態。ボトムフィッシングには最高のコンディションと言ってもいいでしょう。
計測とその後
終了時間には各ボートがRRE(Hotel Robert Reimers)の港に集まります。
同じエリア内のビルフィッシュクラブハウス側にはトローリングチーム、メインの港側では多くのボトムフィッシングボートが計測の為に並びますが、なんせボートは50隻。初日なんて計測の為に2時間も並びました。
いくらお祭りとはいえ長すぎる・・・
50隻がマジュロ環礁内で釣りをするわけですから、どこにいても他のボートを確認することができます。無風無音の中、サメがかかって落胆の悲鳴が他の船上から聞こえたり(笑)
さて、計測も終わりあとは片付けと大量の魚・・・・ いつもなら帰港する前に全て船上にてさばいてしまうのですが、こういう場合は仕方ありません。
クーラーボックスに氷を足し、翌日の大仕事。さばきにさばき、種類別に分け冷凍庫へ。諸々を真水洗いするなどそれなりに大仕事になってしまうのです。
一週間後には、表彰式含む宴が開催されます。
来年以降で参加したい方は是非ご連絡くださいませ。マーシャル諸島超密着型のツアーではないでしょうか。フィッシャーマン達とは結構繋がりが多いので簡単にアレンジ可能ですよ~。
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