マジュロ在住の日本人の方々にチャーターして頂き、ボトムフィッシングへ。
もう少し遠出もしくは粘ればもっと大漁だったかも!? ひとまず皆さんそれなりに釣れてて良かった。
ですが、その時の様子を全く写真に撮っていません・・・
ということで、今回は比較的良く釣れる魚達 (今回のチャーターでも) の水中での様子をご紹介します(今回は3種類)。
マダラハタ
マダラハタは他のハタに比べ全体にヌメリがあるため、グローブ着用で取り込んだり捌いたりしましょう。
船上にあげるとヒレを全て立体的に立てるので棘の先に刺さらないように気を付けなければいけません。
水中での様子は、中層を優雅に泳いでいることはほとんどなく、いつでも隠れることが出来るサンゴ下付近にいます。
餌が近くにくると、ジーッと見詰めどうしようかと他の魚の動きも見ながら行動するので、ラインを垂らしてすぐに掛かることが少ないように感じます。
例えば、目の前にエサがくる。興味を持ち近くまでくるけど、くわえない。他種の魚や小さなハタが食べようとすると横から一口でガブり!と。
ある意味、頭がいいのでしょうか。
バラハタ
マダラハタよりも活動的でジーッと隠れているというより、低い位置を泳いでいます。
回遊魚ではないので、中層におらずサンゴエリアを行動範囲としているので、釣り方は基本的にマダラハタと同様です。
どちらかというと好奇心旺盛で、いればすぐに掛かることが多い。
これらを見ていくと、アンカーを打たずにボートを流しっ放しの状態の場合、こちらのバラハタは釣れるが、先程のマダラハタはあまり掛からないということになりますね。
このように同じ「ハタ」でも習性が全く違うことがわかるかと思います。
アオチビキ
The・肉食のアオチビキ。
クマザサハナムロなどが群れているようなところで単独で追っ掛けているような姿を見ます。
底釣りというよりは全域を行動しているような魚なので、ボトムフィッシングで掛かる時はラッキーですね。
かなりパワーがあるのでハンドラインでは結構な勢いで引っ張られます。グローブがあるといいですがないと指が痛い・・
もちろん、ハンドラインではなく普通に竿とリールを使えば問題ありませんが、ラインの強度を考慮しましょう。これらはターゲットにより変わりますね。
水中での魚の動き
ダイバーでもある自分からすると、各魚達の動きはある程度分かります。
それと、一匹釣れれば連続で釣れるなどの予想も立てやすい。群れでいるのか、その場からあまり動かないのかなどの知識はこういった釣りの場合に多少は役に立っています。
今回は3種類のみのご紹介としましたが、また違う種でも取り上げたいと思います。
さばき方はこちらをご覧ください
近日、「更に詳しい魚のさばき方」をお送りいたします。
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