本日はデラップパーク(K&Kスーパーマーケット向かい)にてビキニデーの式典が行われました。
画像はEjit島(エジット島)の小学生の制服です。
エジット島といえばマジュロ環礁内にある離島でビキニ環礁の核実験にて移住を余儀なくされた方々が移り住んだ島の一つです。
シャツのバックプリント上部にはマーシャル語で、
MEN OTEMJEJ REJ ILO PEIN ANIJ
「Everything’s in God’s hands / すべては神の手に」とあります。
メッセージ自体は直接 核には関係ありませんが、このようなメッサージや核によるキノコ雲のイラストがある制服はこのエジットの小学校のみ。
以前この制服のデザインを初めて見た時は正直、衝撃的というかなんというか・・という気持ちだったのを覚えています。
こちらは数年前エジット島の小学校におじゃました時のもの。
さて、会場となる広場までは学校別にそれぞれの思いなどのメッセージボードを掲げパレードを行います(学生ばかりではなく、ビキニ核関連の団体などの大人も)。
「放射能は消えない」、「帰りたいけど帰れない」、「神よ・・」などのメッセージボードを持つ子供達は何を思うのか・・・
パレードが終了すると学校ごとに分かれたブースで大人しく式典の間ずっと座りっ放しの子供達と先生や関係者。子供達も大変お疲れ様ですね。
しかも、ほとんどのスピーチがほぼマーシャル語という・・・・
ちょいちょいメディアもいましたが、世界に届くようにするには字幕か吹き替えが必要ですね。
ビキニデーでした。
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