マーシャル諸島には250種類ものサンゴが生息していると言われていますが、実際に良く見てみるとこれは何?なんてのも多く見かけます。
魚と同じようにハイブリッド(交雑種)がサンゴにもあるというのです。生物しかも着床するまで浮遊する事を考えれば、産卵後すぐの段階ではあってもおかしくはないでしょう。
サンゴは基本的に光合成をし上へ上へ、横へ横へと生存競争を踏まえ大きく成長していきます。エダサンゴをテーブルサンゴが巻き込むように横へ広がっていったり、一見 エダサンゴがテーブルを突き抜けたようにも見えますけど実際にはテーブルが巻き込んでいます。
テーブルサンゴ同士の重なりに関してはまだしも異なるサンゴが同じところで共存すするのもここでは良くある光景です。
「テーブル」 や 「エダ」 なんて言っていますが、良くみるテーブルサンゴは 「クシハダミドリイシ など」、エダも 「スギノキミドリイシ など」 で、これらに関しては見た目 全然違う形なのに、同じ 『ミドリイシ科』。 ということを思えば、居心地がいいと何となく納得出来ます、見た目全く別物なんですけどね。。。
写真上はカロリン島の更に奥地のサンゴですが、なんともユニークな形状だと思いませんか?こんなの他の場所で見た事ありませんけど、その一角はこんなのばかり。
ハイブリッドに関しては調査されていないので何とも言えませんが、キリがありませんよね、、、 サンゴで出来た環礁ですからサンゴの種類が豊富でも不思議ではないですけど・・・
そう思えば250種類ではきかないでしょうね。。 ん~ん・・・ 奥が深すぎる・・・・
さて、先日潜ったEternal-edenでは全体の色が変わった印象。白化の一歩手前というのでしょうか。
多分知らなかったら何も思わないでしょうけどってレベルですが、多分今日潜ってたら真っ白かも。あの何とも言えない これから・・って色。。。全体的に白化したテーブルサンゴを見ると吐き気がします、マジで。
白化なんて数日で終わっちゃいますけど、その後が重要。藻がついたら終わりです。残念な場所が増えて行かなければいいけど・・・ と、同時にまたハンマーヘッドいたからダイバーはそんな変化には全く気付かず。
悲しく思うのは違いを見てきている僕だけなんでしょう。。。
個人的にはハンマーも好きだけど、健康なサンゴが続いてくれる方が嬉しく思います。
コメント