「MajuroMajuro」 というダイブサイトをちょいとご紹介します。
ここはカロリン島のチャネルに面したサンゴの森と運が良ければ回遊魚にも出会えるポイントなのですが、慣れたシュノーケラーにとっても最適なのです。
島の端ギリギリの外洋からコーナー、そして中に入る感じで流していきますが、基本的には上げ潮で入ります。理由は下げ潮時は砂が舞ってしまいせっかくの景観が台無しになってしまいます。
上げ潮だからといっていつでも入れる訳ではなく、リーフ近くにうねりがある場合には、島から砂を持ってくるかのように濁り掛かってしまうので要注意。そんな時には残念ですが、ダイビングでもシュノーケリングでも使う事はありません。
まずは、棚上からエントリーし、眼下に広がるテーブルとエダサンゴを楽しみます。どうしてもドロップ側へ行きたがる人達もいますが、焦らなくても後で行きます(笑)まずはここを十分吸収しましょう。だってここはここしかない景観という事を知っていますから。。。ある程度進むと大きなサンゴの壁にあたりここからドロップのエッジを流します。もちろんここもサンゴだらけ。色も豊富です。
今迄ここで出会ったことのある回遊魚系は、マンタ(ブラック、ホワイト)、ハンマーヘッドシャーク、ホワイトチップ、シルバーチップ、ブラックチップ、グレイリーフ、ナポレオン、イソマグロ、マダラトビエイといったところでしょうか。決して大物回遊魚ポイントではないですが、なかなかでしょ?
さて、ここからはサンゴとともに回遊魚に期待しつつコーナーへ向かっていきますが、潮が難しいのでガイドと同じ動きを心掛けましょう。潮のまま体を委ねるとすぐに内側へ入っていってしまいます。それは危険ではなくどちらかというと安全な内側(島寄り)へ行くので問題ありませんが、出来れば若干焦らします。潮に向かうというよりそのままを維持しさらに進んで行くと大物に出会う確率大!かも?なのです。
そして、ここからは大きな分かれ道!!!?
そのまま潮を横切りながらいくと 「Aquarium-Outside」 へ突入出来ちゃうのです。が、ここではそのままMajuroMajuroでいきましょう。。。
今までの動きとは別に若干戻り気味に行くと眼下一面がエダサンゴエリアに突入します。そのエリアの回りにはテーブルサンゴも広がり一面サンゴのイメージにはぴったりでしょう。
そのまま潮とともに進んでいくと最後は島沿いに到着し流れもなくなります。島沿い=浅場までサンゴがあるのでゆ~っくりと安全停止も出来ちゃいますね。
シュノーケラーの場合もほぼ同様ですが、コーナー付近の動きは異なりそのまま島沿いを進みます。コーナー付近は深度が15m前後はあるのでダイバー向きですね。
この過程の中でクマノミはもちろん、ヤッコ、テングカワハギやカエルウオなどのマクロ種にも出会え、深度をとれば、タイニーダート、ニラミハナダイ、ヘルフリッチもスタンバイしています。いやぁ~ 興奮しちゃいますね~
でもってダイバー的には最後の最後に海ウチワも登場するコースも可能です!
ここも天候と潮によって行ける行けないが決まります。
そして、エントリーに自信のない方(とりあえずそのまま着底しないと落ち着かないなど)、無意識でも何気にフィンでサンゴを蹴ってしまうダイバーは、ここの状態を極力キープしたいのでご遠慮頂いております。ご了承くださいませ。
そんなこんなのマジュロマジュロでした。
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