このサイズになるとトーナメントでもそこそこいいとこ狙えます!が、そんな時には釣れないんです・・・
超大型のコクハンアラを釣る!
釣る!と言っても、、、偶然釣れました(笑)
さて、そんな様子をお伝えします。
場所はマジュロ環礁ラグーン内のエネコ島から少し走らせたところ。その周辺では潜ったこともあるので水中の様子は何となく分かっているのですが、思っていた以上に釣りでは良い釣果がでていませんでした。
といってもそこは海!懲りずに試してみること数分後、大きな当たりが!
強く重い引きがあるながらも手繰り寄せると上がってくる、時折また強い引き(抵抗)。こんな感じならサメではないので、水面近くまであげてみると
巨大な【コクハンアラ】!
さて、その水面から船上までの取り込みが正直少々不安。ギャフやタモがあれば安心なのですが、ないので素手でエラを掴み一気に船上へと。
ホッとしたところで、よく見てみると
コクハンアラの口元には小型のマダラハタが。
なんとも変てこなことになっちゃっていますが、まずはマダラハタの口を貫通しその後に大型のコクハンアラにフックが掛かっています。しかしコクハンアラには不釣り合いな小さなフック・・
コクハンアラがマダラハタを狙ったのかどうかは謎ですが、二匹共に船上へあがってくれました。そして二本掛けのうちもう片方のフックが腹ビレ基底部にも掛かっていたのでそれがアシストとなり大きな役割りを果たしてくれていたようです。
ハタは青物のように水面付近で暴れることがないとはいえそれなりに重いので心配でしたがこれで納得です。
サイズは、全長88cm!
本来魚等は長さではなく重さで判断しますが、正確にウェイトを測るものがなく、また戻るまでに船上で処理をしたいため結局重さは測っていません。
ちなみにこのコクハンアラは同スジアラ属の「スジアラ」、沖縄方面では「アカジンミーバイ」と呼ばれており、見た目も良く似ています。
マジュロでの魚種・斑紋・胸鰭・時間経過前後の体色等(模様)から「コクハンアラ」と同定しお伝えしております。
超大型のコクハンアラの処理
お尻・・・・全く入りません・・・
船上での処理は、ウロコ、内臓を徹底的にキレイにし持ち帰りますが、このままでは閉まらないので胸鰭から(頭部側)と胴体側へ分けてクーラーボックスへと。
その骨の太さも半端ではなく、身を切ったあとは人力で、ポキッ!と折るしかありません。
更に大きなクーラーボックスならもちろんすっぽり収まりますが、戻ってから少しでも作業を減らす為にも頭部ぶった切り作戦は成功です。
売ったり、誰かに譲る際には丸々そのままがいいのですが・・・
ある意味ファミリ―サイズを大幅に超え、いろいろやり難いサイズなのです。。
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