沈船好きな方の中でも機体素材の「ジュラルミン」という言葉は知ってる方が多く、ジュラルミンケースなんて言葉でも良く知られている素材名だと思います。
実際に航空機部品の大半はこのジュラルミン製といっていいでしょう。
言葉は知ってるけど、その「ジュラルミン」っていったい何?
ジュラルミンとは
ジュラルミンとは成分中に「銅」や「マグネシウム」を含むアルミニウム合金のひとつです。
簡単に言えば、純アルミニウムに添加元素を加えて強化したもの。
銅を含むアルミは、強度が高くなると言われていて、ジュラルミンは強度に優れた熱処理型のアルミ合金として知られています。
軽くて強度を高めることで航空機に使われたりすることにも納得がいきますね。さらには加工もし易いのです。
これらの銅やマグネシウムの比率によって更にジュラルミンの種類が分けられます。
A2017 ジュラルミン
銅 3.5~4.5%、マグネシウム 0.40~0.8%
A2024 超ジュラルミン
銅 3.8~4.9%、マグネシウム 1.2~1.8%
A7075 超々ジュラルミン
銅 1.2~2.0%、マグネシウム 2.1~2.9%、亜鉛 5.1~6.1%(ジュラルミンとは異なり亜鉛が含まれています。)
こちらの素材は1936年に住友金属工業が開発完成した材質で、戦時中、戦闘機の機能を飛躍させるために、と海軍から要請を受けて開発をする中で出来た材質だそうです。
超々ジュラルミンによってその名を世界に轟かせた「零式艦上戦闘機」を知る方も多いことでしょう。
まとめ
ジュラルミンの種類により多少異なりますが、素材の約95%ほどをアルミニウムが占めているということになります。
以前 沈船の話題からアルミ合金は・・・と 話の流れで言うと、ジュラルミンだから・・・と言い直されたことがありましたが、「ジュラルミン」=「アルミ合金」 で間違ってないのに・・・
そんな時に分かります、たぶんジュラルミンって言葉だけで素材内容知らねーなっと。。。(笑)
強度が必要だけど できるかぎり軽くしたい場合に各ジュラルミン素材は最適ということですね。
そして今もなお、「超々ジュラルミン」を超えるリチウムを含むようなアルミニウム合金開発が進められています。
コメント
ところで、写真に写っている沈没船は
潜水艦ですか?
こちらは飛行機です。水中で見ると奇妙ですよね。。。