朝起きると久しぶりに水面がツルツルになっていました。
そんな時はすぐに用事を済ませ出港します。
マジュロ環礁のベタ凪
毎年6月といえばベタ凪になる日が高確率。その年によって異なりますが今年は不安定な天候といえるでしょう。いつもなら水面ツルツルなベタ凪が数日間続くのですが、今年はそのような気配がありません。
たまにベタ凪になれば、翌日は吹くというような感じでその日を逃すと次回は・・・
という訳で早々に用事を済ませフィッシングへ。
ベタ凪でのフィッシング
ベタ凪でのフィッシングで何がイイかというと、ボートを停泊させる為のアンカーとなるオモリの回収がとてもやりやすいのです。
風が強いと、風を受けたボートによりロープが引っ張られリーフにしっかりと固定されてしまいます。ボートが動かないという意味ではイイのですが、こんどそれを回収するのがとても難しいのです。それと、そもそも固定が決まらない(風によってボートが移動しようとする力が強すぎてアンカーが引きずられて停泊出来ない。)
風が弱いもしくは無い場合、ボート自体がそこまで風を受けず移動しようとしないので、水中のアンカーやオモリにそこまで力が加わらず停泊出来ます。その状態でロープを引っ張り回収出来るのでとても簡単。そして船上から見えるのでアンカーも打ちやすいのです。
ベタ凪の時はほんとに水中の様子が丸見えですよ。イカの群れがこちらに寄って来ているのも丸見えなのでエギへの変更も容易なのです。
船上で見るのは珍しい魚
常連のマダラハタなどはもちろんのこと、こんな珍客も釣れました。
通称・ナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)です。
以前、約十数年前パラオで、数年前にはフィッシュマーケットにあったナポレオンを食べましたが、自分で釣ったのは初めて。水中ではよく見ていたのですが、船上で見るのはなんともおかしな感じ。。
黒々しいオスの大きな個体ではないですが、引きはそれなりにあります。
魚自体は高級魚としても知られていますが、正直なかなかご家庭の食卓に並ぶことはないかと思います。南国に住んでいる我々でもそうですから・・・
まだまだこれからのベタ凪に期待したいと思います。
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