Iakwe
海外で使われている単位で戸惑ったことはありませんか?
インチ、フィート、ヤード、エーカー、マイル、ポンド、ガロン、クウォート、オンスなどのアメリカ式。なんですかーそ~れー ですよね。
更に言えば、メートルを「メトリック」やフィートを「インペリアル」なんて言い方をします。これは実際に測る時の単位としてではありませんが。
日本ではメートル、グラムなど実際に日常生活でも使用されている単位かと思います。
これらがいきなり変わると、え?と。。
今回は我々もよく使う 「フィート」 と 「ポンド」 を簡単にご説明しようと思います。
フィート / feet / ft. / ′
feet/フィート:複(foot / フート または フット:単)で、
なので、1フィート は 約30 cmちょい と覚えれば簡単ですね。
日本でもボートに関して言えば「○フィートのボート」と言いますが「○メートルのボート」とは言いませんよね。「30 ftのボート」となれば9 mちょい(正確には9 m 144 cm)となります。
こんなふうに日本でもそれなりにしっくりきているものもあります。
スキューバダイビングで20 m潜る場合は、20 m ÷ 0.3048 = 65.618 ft なので,
「最大で約 66 ft まで潜るよ~」 といった感じです。
そしてスキューバダイビングでフィート同様に良く使う、ポンド(重さ)。
ポンド / パウンド / pound / lb.
日常生活でも良く使う重さの単位です。ポンドはオランダ語、パウンドは英語となりますが、日本人としては「ポンド」という響きの方が馴染みがあると思うのでこのサイトでは「ポンド」をメインに使っています。実際には「パウンド」の方が良く耳にします。
日本人的には、必要な重さ(キログラム)を倍にしてしてちょっと足したくらいがちょうどそんな感じ(ポンド)になりますね。(重くなればなるほど ちょっと足したくらい ではすまなくなりますが・・・)。ポンドの約半分くらいがキログラムって覚える感じでしょうか・・。
例えば、4 kg のウェイトが必要な場合、倍にして8。それにちょい足して9ポンドにすれば実際には 「4.05 kg」。
そもそもそんな正確な重さのウェイトはどこに行ってもありませんので最初は多少重めにしBCで浮力を補いましょう。
そして海外の野菜売り場の価格表示は「1ポンドにつき何ドル」なのでそれを見ても良く分かりませんよね。実際にレジで計測し値段が出されるので、日本のように このパックは $いくら とはなっていないのです。もしも手に取った野菜や魚がだいたい 500 g だとするとその表示の価格くらいとなりますね。
番外編
深度に関して使うフィートとウェイトの重さのポンドは必ずと言っていい程 頻繁に使いますが、これまた違うのがスキューバダイビングで使う圧力ゲージ(タンク内の残圧がわかる計器)の表示。
日本などでは 「 Bar 」 で、アメリカ式では 「 PSI(1 bar = 15 psi)」 の表示。
もう慣れましたがダイビングって一気に違う単位ばかり出てきちゃうのです。。。 良くあるタイプのBar表示でゲージが100を指していたら半分(200がフルの場合)という認識ですよね。その場合psiでは1500となります。
それらを踏まえ、「ウェイトは○kgが必要。今日は何mまで潜るの?」と聞かれれば、多分アメリカ人以外と 予測出来ます。どこの出身かで使い方が違うって事ですね。
「どこまでボートで行くの?何マイルくらい??」・・・ キロm じゃダメっすか?? てな具合に海関連ではかなり多いアメリカ式なのです。近頃ではアメリカ人もメートルやキログラムを理解し使う方も多いですが、どうしても最初に口から出てくるのはフィートやポンド。
ちなみにヨーロピアンは日本とほぼ同じで、メートル、キログラム、バーを使用しているので我々にとっては正直とても伝えやすい。
これらの単位を少しでも覚えていると海外へ行かれた際に役立つかもですよ~
ですが世界中の単位を統一して欲しいのが本音です・・・
では。
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