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ミリ環礁【平和地蔵尊修復Vol,2】

マーシャル諸島ミリ環礁

ミリ環礁の続きです。写真は「ミリ環礁ミリ島」。

島の真ん中くらいに斜めの滑走路見えますかね?もちろん舗装はされていません。

写真の下側が外洋、島の左上側がラグーン内となり、滑走路の右上ラグーン近くに平和地蔵尊が接地されています。

さて今回は16人くらい?可能な小型の国内線エアーマーシャルアイランドを利用します。

貸切のチャーターではなく、通常の定期便プラス3時間の駐機延長にて行ってきました。

定期便なので行き先はミリ環礁のEnejet島にまずは経由しミリ島へ到着します。戻りはマジュロまで直行。

マップの中央下のグリーンが 「Enejet Mili Airport」 です。

マジュロ空港からここまでは約30分。ここから目的地 「Mili Mili Airport」 マップの赤丸までは約5分程のフライト。

ミリ島に到着すると通常はまた乗客を乗せすぐに飛び立つので人が搭乗し始めますが、、、、

あのー・・・ 飛ぶの3時間後っすよ・・・・・

念の為パイロットに確認すると 「聞いてないよー」 誰かのギャクのような反応・・・

支払いも済ませているので証明を見せ納得させエンジンを切ります。さてここから3時間。

リーとトータル約35kgの荷物を持ち現場へ向かいますが、もちろん舗装された道なんてないのでそこまで行くにも一苦労。

修復用の道具諸々に肝心の地蔵尊頭部(3.5kg)、飲み水、いつも他の環礁へ行く時にはお渡しする米10kg・ラーメン2ケース・万が一の降雨時作業対策用品等々。

今回は車が故障してるとの事なので仕方ありません。。。 到着するまでにお腹の肉とれるんちゃう??

到着後早速作業に掛かりますが、エポキシ剤を混ぜ合わせ塗布してる最中に一人のローカルが 「パイロットが呼んでる」 と。。

落ち着いてやらせてください・・・

彼の話を聞くと 「一時間後出発する」 と言う。

いやいやいやいや・・・・・ さっき渡したし一緒に確認したでしょ・・・

頭部を圧着させテープで固定したのが約1時間後。彼の自転車を借りダッシュで機体へ行くとさっき見せた2枚目がある事を忘れていたようで問題解決。

この時間ロスっすよ、、、 体力も奪われ時間にすれば更に1時間無料で欲しいところ(笑)

現場までの道にはところどころキレイな砂地があるのですが、自転車 進まねぇ~・・・

というかですね・・・ エアマのオフィスでもすでに支払い、出発前のチェックイン時も3時間の駐機を伝え承諾、、、パイロット2人が全くそれを知らないという・・・

こっちは時間なくって焦ってるのにこんなので往復させないでちょうだい、、ったく。。。

さてこちらお二人はこの地蔵尊がある土地の重要人物。

帰りにはライムやココナッツを頂きました。

心温まる素朴なその土地のお土産はとても嬉しいもの。

女性酋長から最後に花輪も掛けて頂き搭乗。

全く関係ないけどわたくし、、、 なかなかの高所恐怖症。TVで絶叫系の番組見てるだけで手のひらや足の裏汗かいてます。

今回、比較的高度は低いので下丸見えだし機体も小さい。さらに座ったところが非常口。もしも、、、これが急に空いたら・・・・

俺だけ落ちるん!?!?

勝手に想像して汗をかいてるのです・・・Σ(゚д゚lll)

回避方法?は、これは、、新幹線なんだ と思い込む。。。

昨日はミリから戻りすぐに片付けをし修復作業のレポートを仕上げメールを送り 気付けば深夜00時前。

けどセットした目覚まし時間前の早朝には目が覚める・・・ 

ジジイとはこういうもんです。。。

コメント

  1. M より:

    なんだか良いなあ。仕事しているって感じ!素敵です。
    ありがたいと言う気持ちになります。
    それにしても、マジュロに戻ると海の色が緑で・・・・と思うのだから、
    どれだけ綺麗なんだりう?
    臨海学校で、グレーの海で泳ぐ子供達
    そして、来年のオリンピックでお台場の臭い海で泳ぐ選手達
    海にもいろいろあるけれど、海は青くなくてはいけません。
    守らなければいけませんね。
    いろいろな活動ご苦労様!

    • marshallhiro より:

      M 様
      コメントありがとうございます。
      何にしても本来の色はなるべく保ちたいですよね。
      マジュロで色々やらせて頂いていますがもはや何屋かわかりません・・・(笑)

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