本日はこちらのとても元気なサンゴをご紹介しましょう。
学名:Porites cylindrica
和名:ユビエダハマサンゴ
マジュロ環礁のラグーン内であればどちらかというと浅場環境に生息しています。マーシャル諸島以外でも比較的見やすいサンゴではないでしょうか。
そして水面近くのとても浅い場所でも影響を受けないという強いサンゴでもあります。
面白い?のは、どちらかというとオニヒトデに好まれない種のようで実際にこのサンゴの周りでオニヒトデを見たことはありません。
近々 オニヒトデ関連内容も投稿しますね。
もしかするとオニヒトデ以外にも、水温、水質等にも対応しやすいのかわかりません。
パラオハマサンゴも強いですが、これらはいつも同じような環境に生息していて他の種類のサンゴがダメージを受けてもこれらどちらも何の影響もなくそのままを保ったまま。
例えば、ラグーン内の近場ポイント 「Parking lot」 のボートを停泊させるサンゴの山(ピナクル)には「パラオハマサンゴ」が8割、根のトップにはこの「ユビエダハマサンゴ」などが広がります(写真右)。
この場所は民家や主要な町も近く、大型の漁船等が停泊しているエリア内でもあるので水質の変化等の影響を受けやすいところでもあるのですが、全く変化なし。
繊細なサンゴも味がありますが、このようなタフなサンゴには更にエリアを拡大して欲しいと思いますね。
そんなサンゴ達がさらに愛おしくも思えてくるのです。
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