他の環礁事情

 

Iakwe!

 

ん~・・・ やっぱり風っぽいマジュロ環礁です。

 

チャネル付近は少し波が高く、水中にはうねりが発生していました。そこまでうねってる感じには見えない水面、、、 ちょいと失敗しました・・・。

 

もっとウネリがあるのに水中はそこまで・・ってこともありますからまいっちゃいます。若干砂も巻いてたし・・・ けど魚は多かったので良しとしましょう。

 

最近、ヨーロピアンのダイバーさんが多いマジュロ環礁のツーリスト。自国が寒いシーズンということもあり尚更でしょうか。そのほとんどの方が一度は日本へ行かれています。人気ですね、ほんとに。。

 

せっかく、マーシャル諸島に来たから他の環礁にも行きたいというリクエストを頂きますが、風があるシーズンですからちょいとキツイ。お隣のアルノ環礁にしても厳しいシーズンなのです。連れて行ってあげたいけど。。

 

マーシャル諸島には全29もの環礁があるのに、そのほとんどに行くことがかなり困難。(手軽な観光として)

 

どうやって行く? 泊まれる? 行ったはいいけど戻りは? 2,3日泊まれる? 値段は? 食事は? などなど観光客にとってはかなり厳しいトリップとなってしまうのです。

そもそもほとんどの環礁が観光地としてオープンになっていない。

例えば、沖縄の那覇から離島へ行くとは全く違うというか・・・ マニラから更に離島へ行くという感じでもなく・・・

 

そんなこんなでほとんどの方が断念するしかありません、残念ですが。。

 

これはシーズンに関係なくちょいとハードルが高いプランになってしまうのが年中のこと。隣のアルノ環礁なら穏やかならサクっと行けますがその他の環礁へは問題が山積み。正直今後も改善されないでしょうね。

 

もちろん、ドッカーン!とボートや国内線をチャーターすればそれなりにプランは立てれるでしょうけどね。なかなかパンチのある料金になってしまいます、個人ですと。

 

マジュロ環礁を十分に楽しみましょう。

 

 

 

マロエラップ環礁

 

Iakwe!

 

マロエラップ環礁へ行ってきました。国内線エアーマーシャルアイランドで約35分の空の旅。

 

途中にはマロエラップ環礁の南に位置するアウル環礁も良く見えます。アウル環礁にはボートで行きダイビングをしましたがワイドマクロ共に野生的な水中光景だったのを覚えています。

 

マロエラップではダイビングはしていませんが、水の美しさが何とも印象的。ダイブサイト・アルノアルノ(外洋)の色が内海って感じです。じゃ外洋ってどうなのよ~になっちゃいますけど、期待しちゃいますよね。いつか潜ります!

 

さて、このマロエラップにも第二次世界大戦時の戦績が多く残る環礁の一つです。空港から近いところには「零式艦上戦闘機・AM6 ゼロ」がありますが、ほとんどが草で覆われていてそれらを取り除くのに必死、というか無理・・・ 操縦部には唯一日本語で「水平儀」という文字が。もはや計器類は全くありませんが。

 

プロペラ部分が後方にもある為、2機がここにあることが分かります。近々草刈に行って全貌を明らかにしましょうかね~・・・ 誰か支援してください。ネットで草刈支援!とかやっちゃう!?(笑)

 

そしてその近くにはパワープラントがありますが、これまた立派なコンクリートで覆われた要塞のような建物が。これらの鉄筋コンクリートの建物は一部崩れ落ちていますが、まだまだしっかりとしている印象です。扉などは日本の昔の蔵の分厚く重い感じです。さすがは日本人が作っただけのことはありますね。

ラグーン近くにはトーチカや大きなコンクリート製のタンクのようなものが2基。少し中へ入ると木に囲まれた司令塔であった大きなコンクリート製の建物があります。

その周りには地面を水平に均す大きなロールや何かを運ぶ為のレールが敷かれてたりしていてこのTarawa島だけでも多くの戦績を見ることが出来ます。

 

美しいラグーンの向かいには当時、貨物船を海軍に微用され特設砲艦兼敷設艦となった「光島丸」のマストが水面から出ています。1943年5月18日にUS潜水艦ポラック(SS-180)の雷撃によって損傷、その後12月に数度の空爆を受け戦没したようですが、その当時からマストはラグーン内の水面から出たままという事になり、2本出ていたマストも今や1本のみ。

けど、ここで生まれ育った人達は毎日これを見ていたことになり、日本人として何となく複雑な心境になります。

この光島丸はどうにか潜って撮影したいと企んでおります。爆雷を投下する為のレールが敷かれていたり、今も尚不発弾が残っているらしく。これは撮るしかないでしょ。

 

三菱 AM6 零式艦上戦闘機は空港のあるTarawa島と陸とWolot島の水中、陸にもあります。これも撮っておきたいところですね。

 

小型ボートで約40分離れたWlolot島では更に素朴な生活をしてる集落がありますが、そこまでの海の美しさは何とも言えないクリアブルーで時に大きなマダラエイが船上からも確認出来るほど。この島にも当時の戦績が多く残っていますが、何より地元の子供達の可愛らしい笑顔が最高でした。

Jenmanlok島には港の固定マーカーとして今も支柱が残っています(写真左)

 

島の外側に向け設置された大きな大砲も傾いてはいるものの今も尚当時のまま。これを見ながら育ってきたマロエラップ環礁の人達はどんな思いをしてるのでしょうか。古く錆びている大砲が目の前って。これらもいつかは更に朽ち果てていくことには間違いありませんが。

 

まだまだマーシャル諸島の他の環礁には多くの戦績が残されています。

 

そしてとても美しい海と島をまたお伝え出来ればと思っています。

 

 

こちらにも写真等アップしています。是非ご覧くださいませ!

 

Kommol tata Maloelap Atoll

 

 

 

戦艦長門

 

 

マーシャル諸島・ビキニ環礁のラグーン内にひっそりと眠る 戦艦たち

完成当時の1920年(大正9年)では世界最初であり、かつ最大口径の16.1インチ(当時日本はメートル法を採用していたため実口径は41cmちょうど)主砲と当時の戦艦の中では非常に高速である26.5ノット(公試26.443ノット)の機動力を持つ高速戦艦で、世界の軍事史や軍艦史にも大きな影響を与えている。太平洋戦争開戦時の連合艦隊旗艦で、連合艦隊司令長官 山本五十六大将が座乗していた。1942年2月、連合艦隊旗艦は大和に移った。以後、大和、武蔵に次ぐ主力艦として温存され、太平洋戦争終盤まで最前線に出ることはなかった。終戦時、横須賀にて中破状態で残存。稼動可能な状態で生き残った唯一の日本戦艦である。アメリカ軍に接収された後、1946年7月にマーシャル諸島共和国のビキニ環礁で実施された原爆実験「クロスロード作戦」に標的艦として投入、二度の核爆発により浸水が進み沈没したのだった。(Wikipediaより引用)

 

 

戦艦・長門のいま

長門は上下逆さまの状態で水深約50mに沈んでおり、山本五十六(やまもといそろく)連合艦隊司令長官が指揮をとっていた艦橋部分は50mの水深に横たわるように眠っています。そして長門の艦橋は敵艦をいち早く見付ける為にも他の戦艦に比べ高く建造されたそうです。
全長:約224mで一望で全体をうかがい知るこことは出来ないでしょう。一番浅いキール部分と比較的浅いスクリューエリアで水深33m。艦橋と主砲などの水底で水深52m。プロペラ、シャフトは4機共に健在です。船首側主砲の穴は完全に塞がっているので船尾側がオススメです。狭い船内へのペネトレーションも可能ですが、艦橋部分ではカメラ越しになるでしょう。見所はなんといっても巨大な16.1inch(41cm)砲と横たわるブリッジ(艦橋)。どちらも水深50m前後で距離的にも分けて潜ります。

 

 

長門を潜り、

戦艦・大和(ヤマト)が誕生するまでは連合艦隊旗艦だった戦艦・長門。日本人にとってこの長門を一目見たいというダイバーも多いことでしょう。長門の歴史、巨大な主砲、既存するプロペラ等は欧米人ダイバーにもとても人気があります。そんな長門をビキニ環礁へ行けば確実に会えるとなればダイバーなら更に一度は会ってみたいと思うはず。確かに浅くはないですが、30m付近のプロペラやキール部分はどちらかというと深度的にはレジャーディープダイビングの領域です。ラグーン内という事もありそのあたりは潮の流れもほとんどなくそして透視・透明度も悪くない!エントリーしてまずうっすらと見え出すのが大きなプロペラとシャフト。それを見た瞬間に「長門だッ!」と認識出来るでしょう。特に水底に横たわるへし折られたかのような艦橋部分は何かを感じさせてくれるかのようでもあり、潜る前には当時の歴史を少しでも勉強しておくとまた違った思いでご覧いただけるかもしれません。

 

 

戦艦長門を潜るには

ダブルタンク

ビキニ環礁では通常ダブルタンクを使用しています。通常のレジャーダイビング用のBCに15ℓのシングルスチールタンクを装着する事も可能ですがタンク周りもかなり太くどっしりと重いのでそれに耐えられる強度が必要で、また大深度での浮力の取り方にも注意が必要です。スチール製のWタンク(14ℓ)またはシングル(15ℓ)を利用出来ます。タンク、デコ、ステージボトル以外のダイビング器材は各自で持参しましょう。

 


 

大深度潜水

ビキニ環礁では水深50mを毎日2ダイブ、最小水面休息時間は4時間と設定されています。決められた制限時間や深度を越えるダイビングは絶対に避けなければいけません。そして体内の水分が不足すると窒素の気泡を形成しやすくなるので十分な水分補給をするようにしましょう。脱水症状になり易いため過度の飲酒は控えた方が良いでしょう。「深い」ということに対する精神面の安定も重要になってきます。通常のダイビング同様に体調管理はしっかりと!そして決して無理はしない!自分の限界を越えるようなダイビングは絶対避けましょう。体調、気分が優れない場合はそのダイビングをキャンセルする勇気も必要です。

 


 

減圧

ビキニ環礁での沈船ダイビングは90%ラグーン内に沈む戦艦、空母、潜水艇などがメインでボトムの潜水時間を最長でも25分に設定することが多い。そのようなダイビングではかなり長い時間減圧停止を行う必要があります。そのための設備としてボートから減圧停止用に設置された写真の3段階のバーへ移動します。一番下から9m、6m、3mでそれぞれ3~5分、10分、30~1時間の減圧もしくは各自デコボトル(EANx80)にて減圧停止を行いますが、各自ダイブ計画は自分で管理・計画しましょう。減圧停止を必要とする場所では時に流れが発生するのでカメラ機材は器材、ハーネス等に装着すると良いでしょう。通常のレジャーダイビングとは異なります。デコボトルを使用する場合は水中で切り替え可能なコンピューターや器材等はそれらに見合ったものを使用しましょう。

 

 

マーシャル諸島・ビキニ環礁へ

現在ビキニ環礁へのダイビングは専用のボートをチャーターする必要があります。約10名まで乗船しダイビングが可能ですが、まだまだ高額です。今後は空の便、ビキニリゾート、他のボート利用等を含め少しでも価格を抑えご提供出来ないかと考えています。今後またこちらのブログ、Raycrew News、個人メッセージにてお伝え出来ればと思います。

 

ビキニ環礁のラグーン内にひっそりと眠る名高い空母、戦艦達もいつかは更に朽ちていくことでしょう。そしてこの長く伸びた長門の主砲も更に朽ち果て形をとどめる事が出来なくなる日がきます. . . 

 

 

「ビキニ環礁」もご覧ください。

 

 

 

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