いつも魚のご紹介ばかりだったので、今回は我が家流の食べ方をご紹介してみます。
ホシカイワリ
- スズキ目アジ科
- 学名:Carangoides fulvoguttatus
- 和名:ホシカイワリ
- 英名:Yellow(Gold)spotted trevally
こちらもボトムフィッシング(底釣り)で釣れました。連続というよりは、回遊しては釣れ、また・・のように時間差で順に船上に上がった感じです。
引きも強くカスミアジ同様に良く走るので、楽しみながら釣りを味わうことが出来ます。
ちなみにこの日は、これらのホシカイワリの他、マダラハタ2匹、タテシマフエフキなど。大漁とはいきませんでしたが、ホシカイワリのお腹の中にはご褒美が。
ホシカイワリの白子と卵
ホシカイワリの白子と卵の確認
7匹中6匹のホシカイワリに、白子(画像左)と卵(右)がありました。
さばく際には、慎重にやらないとつぶれてしまうので包丁やキッチンばさみの扱いには注意しましょう。
今回食べないところは海へかえし綺麗にしたのち早々にクーラーボックスへ。
ホシカイワリをさばいて食べる
うろこを取ってから皮を剥ぐには、両端全面に切れ目を入れ頭部側から手で一気に剥ぐ方法もありますが、刺身の場合には、丁寧に包丁で皮をすきます。
※この皮はかなり薄いので包丁の角度には気を付けましょう。一度途中で薄い皮が切れてしまうと逆からします(オススメは頭部側から)。
身は刺身にします。臭みは全くなくネギとライム醤油がよく合いますが、脂がのってるのでワサビ醤油も美味しい。切って盛るだけ(笑)
画像↑右の、白子・卵・心臓も調理します。心臓は生でも食べれますが今回はこれら全てを一度ボイルします。
ボイルするとアクっぽいものが出るので取り除きます。
白子は、湯切りしそのまま『白子ポン酢』のノリで、【白子レモン醤油ネギ】でいただきました。
臭みなんて全くなく、トロ~っとした食感はみんなが想像できるあの感じと味です。
卵と心臓は、ボイル湯切り後に、・にんにく少々・ちょい砂糖・醤油・酢でサッと焦げない程度に炒め和えます。
これだけでも最高に美味しい一品へと早変わり。
カツオなどの長い卵は適当に切り分け内部側を外側へひっくり返すようにしボイルすると花が咲いたようにフワ~っと開きますが、このような小さなかたまり状の卵はバラバラになってしまうのでこのままにしています。
残念ながら、卵と心臓の調理後の写真を撮り忘れました・・・
でもって、ホシカイワリをさばいた後の骨を適当に分け丸揚げします。
本骨まではさすがに硬いですが、周辺はパリパリしていて香ばしい。もう少し揚げても良かったかな・・・
これだけでは少ないので、ハタとフエフキも焼き獲れたて魚料理の完成です。
白く脂がのった感じ分かりますか??
その他のよくするアジ科全般の家庭料理
・アラスープ:アラが多い場合には、スープの出汁としても良くでるので捨てるところがほとんどありません。特に新鮮な場合には臭みもなく、アクを取り除き若干の塩で調整すればOKです。
・腹身の塩焼き:ヒトでいうあばら部分の骨を身と一緒に斜めにざっくりと切り塩焼きにします。この部分は腹回りとなる為、脂分がしっかりと味わえます。※ちなみにこの作業を最初にすると身の幅が狭くなり皮スキが若干楽になります。
・カマの塩焼き:胸鰭が邪魔な場合には切り落としてしまいます。蒸し焼きにしても柔らかくてとても美味しいですよ。ですが少し小さいのでアラ煮やスープがいいかも?
・アラの煮付け:日本人には馴染み深い味ですね。大きな身の部分よりもアラ部分がモサモサしないのでおススメです。
・アジフライ:こちらも定番ですが、我が家ではあまり登場しません。理由は適当な薄さにしないと火を通すとモサモサとした食感になるため。そういった意味でも10cm程度の小さなマアジなどはフライに適していますね。
・骨についた中落ちのたたき:さばいた後の骨周辺に残った身をスプーンで取り集め、包丁でたたきます。たたくとスジがハッキリと分かるので取り除きやすい。出汁醤油と和え海苔に巻いて食べると美味しいですよ。
その他、また簡単魚料理をご紹介できればと思います。
みなさんも、魚丸ごとを食べましょうね~
そろそろ「居酒屋れいくるー」開店?ですッ!
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