写真は 学名:「Acropora intermedia / 旧名は A. nobilis」 和名:「トゲスギミドリイシ」 ですが、こんなふうに全体が丸い感じで収まっているかと思えば、ダイブサイト Majuro Majuroの後半のように一面サンゴの絨毯のように広がっていたり、色が緑や薄い黄色っぽかったり、エダ自体の伸び方や形状の違いで別種?と思ったりしてしまいます。
さてサンゴ調査チームが夕方出発される本日10時からサンゴについて写真や図鑑を見ながら教えて頂きました。
もちろん写真だけでは判断が難しいものもあり、特にズームで見ても限界があるというか。こんな時もっとマクロ視点で撮っておけば良かったと後悔しています。いくつかはマクロでも撮っていますが同定が難しい種にかぎって全体の写真しかなく。
見た目は同じようなサンゴでもそれらの違いや特徴を教えてもらい、特に形(全体のスタイル)や色だけでは判断が出来ないサンゴは本当に奥が深い。
魚の場合、生息域により多少の色の違いがあっても、体型や模様や柄はほぼ同じ。
サンゴの場合エダ状に見えて実は・・・ なんていうのはザラ。視点をゴッソリ変えないと偏った見方で判断してしまいそう。
そういった意味では基本的な 「科」 「属」 「種」 の順いや、「目」 から勉強しないといけませんね・・・
しかしアッと言う間の2時間でした。ご出発前になんだか申し訳ない。。
彼の口からもレアだと言われる 「Acropora stoddarti」 は以前何年か前に僕個人のブログでも発信した事がありますが、マジュロならあるところで比較的に簡単に見付ける事が出来ます。このサンゴは繊細な感じでとても美しく大好きなんですが、数カ所でしか見たことがありません。
魚のレア種ももちろん好きですが、サンゴのレアもなかなかいいもんです。
サンゴは生物です。知れば知るほど愛おしくなりますよ。
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