本日は外国人ダイバーに大人気の 「Parking lot」 というダイブサイトをご紹介します。
マジュロのラグーン内、メインタウンから近く島寄りという事もあり全天候型と言っても過言ではありません。
さてここのメインは、第二次世界大戦時に使用されていたアメリカ軍のジープ、燃料タンクトラックやタグボートなどが沈んでいます。
その数は結構なもの、じっくりと写真を撮るなら1ダイブでは足りません、というくらいです。透明度が良ければあちこちに散らばっているのが良くわかります。
でもって、あっちもこっちも行きたくなっちゃうんですよね。。。そんな事をしてる間にダイコン様のお知らせが・・・
この隣には大きなサンゴの根があるのですが、そのトップのサンゴはとても元気! 全体がサンゴなのでそれなりに水中生物も生息しています。南側ではいつもギンガメアジの群れもいるし、マダラトビエイも。
この根だけでもそれなりにダイビングを楽しめますが、深度を落としていくと最初のジープが登場します、ここで約15mくらい。ここのジープのコンディションはちと悪いというかサンゴが付いているので分かりにくいですがステアリングも残っています。そこからは一面砂地に変わりいたるところにジープが何台も、燃料トラックなどが点在しています。
やっぱりちょいと深度をとる方がコンディションがいいですね。何なのかを認識しやすいというか。
それらにはムチカラマツ、カイメンやイボヤギも程よくついていて古さを感じながら見て行くことが出来ます。朽ち果てた車体等にカラフルなそれらがとても画になるといいますか・・
すでにここは調べ尽くされているし、不必要として破棄されたので、銃弾やそれっぽいものは何一つ見当たりませんが、一応触れないように潜ります。
マーシャル諸島でのこいうった戦時中に関わる水中物には、触らない、何も移動しない、何も持ち帰らない が法律として定めらています。
そしてここで潜るには許可証が必要となります。例えば、ヨット乗りさんが、自分達の小さなボート、タンク、ダイビング器材もあるからといっても個人的に許可証を持っていないとそこでは潜れません。
これはビキニ環礁や他の環礁で戦跡ダイビングをする時にも同様の許可証が必要となります。
ただ、戦跡ダイビングツアーオペレーターとしての許可証があれば、皆さんをお連れする事は問題なく可能です。もちろんRaycrewは戦跡ダイビングツアーオペレーターとして認定されていますのでご安心くださいね。
なかなか面白いところですよ~
という訳で、ダイブサイト名は 「駐車場」 でした。
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