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ボートへの海水侵入防止シリコンコーキング【和船ボート必須作業】

ボートへの海水侵入防止シリコンコーキング【和船ボート必須作業】

ようやく丸一日晴れとなりやりたかった作業を朝からすることができました。

ボートといえば、船外機(エンジン)はもちろんのこと、船上のあるゆる個所に手が掛かります。

特に今回のようなシリコンを施すような作業は見た目はもちろんのこと、場所によってはとても重要な役割りがあります。

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ボートへの海水侵入防止シリコンコーキング

身近なシリコンコーキングといえば、キッチン、シャワーやトイレ等の水回りで必ず目にすると思いますが、ボートでも必ずどこかの部分で使われています。

特に、ボルトがある部分の周辺にはこのシリコンを施さないと内部へ海水が侵入してしまいます。これはいくら目一杯ボルトを締め込んでも同じこと。じゅわ~っとボルトを伝ってきたりしてハッチ内の底には・・と。

見た目でいうと、壁と床の交わる部分に巾木を施す感じでしょうか。ピリっと締まりますね。といっても、ボートの場合、これらをやるとキリがないので、シリコンを施さないと何かに影響が出てきそうなところしかしません、自分の場合は。

和船の場合には、海水を排水する為のオートビルジポンプ等を使用しないため特に重要な作業となります。

といってもそこまで水が溜まることはありませんが・・・

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ボートへの海水侵入防止シリコンコーキング作業

メインで施したい場所と言えば、ハッチに繋がる場所にボルトがある場合など。

この部分にしっかりとシリコンコーキングしていないと、ハッチ内には水が浸入してしまいます。ハッチ内と言えば、「バッテリー」、「ガソリンタンク右舷用」、「ガソリンタンク左舷用」があり、それぞれにスペースがありますが、いつもドライを保っておきたい場所なのです。

■まずは古いシリコンを取り除きますが(画像↓左)、これが一苦労。

■ついでにSUSのプレートを挟み込んだボルトも目一杯締め直します。

■綺麗になったらシリコンを密着させる場所の脱脂を行います。これをしないとしっかりと密着してくれません。自分の場合は、塗装に影響しない程度にアセトンを使用していますが、洗剤でも可能かと思います。

■脱脂が終了したら、マスキングテープで養生をし(画像↓左)、シリコン注入。その後、指等で角の隙間をしっかり埋めるように指を進めていきます。

※指の代わりに、消しゴムも便利ですよ~

■乾燥する前にマスキングテープを外し完成です(画像↑右)。

これらの画像は、ハッチ周辺の作業写真を撮り忘れたので、ついでに一ヶ所ヘリのスタンションプレートにもやってみました。ちなみにここは海水の侵入があっても予め排水出来るようになっているので全く問題ありません。

こんな感じで作業としては簡単なのですが、あるのとないでは見た目と機能は全く異なります。

古くなったシリコンも定期的に交換するようにはしていますが、このシリコンはかなり強力なので古いものを取り除くのに一苦労。

それでもいつもドライな状態を保ったハッチ内を維持させるためにも大切な作業なのです。

マスキングテープに関する余談

海外のマスキングテープは異常な程に強力です。

下手すりゃ、のり部分が残ったり間違っても紙なんかに貼ってしまうと剥がす際に破れてしまいます。全くもって作業が出来ない為、こんなテープごときを何年も前から日本から大量に持って来ています。

日本なんて子供でも使えるような可愛らしい絵柄の貼って簡単に剥がせるマスキングテープがあるくらいなのに、この差はなんなのか・・・

たかが養生用のマスキングテープですが、自分にとってはかなり重要なのです。

今回は、ボートのシリコンコーキングをご紹介しましたが、各室内 特に水場ではかなり役に立つシリコンコーキングなので是非やってみてくださいね。

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