マジュロ環礁在住ダイビングライセンス保持者のステップアップコースです。
さらに上達したいダイバーや、レスキューダイバー、ダイブマスターを目指す方達に最適な一歩上をいく?ダイバーを目指します。
PADIアドバンスオープンウォーターコース
「講習」というかたいスタイルではなく、さらに快適に潜れるよう知識や経験を増やしつつ楽しく潜りましょう!という内容で、5ダイブが必須となります。
その5ダイブの中身は、
「ディープダイブ」、「UWナビゲーションダイブ」(←これら2種は必須)と他の3ダイブ。選択できるのは、
- Fish ID/魚の見分け方
- ボート
- ドリフト
- ナイト
- PPB/中性浮力
- サーチ&リカバリー
- UWナチュラリスト
- UWフォトグラフィー
- レック(沈船)
など、この他にもまだまだありますが、これらの中からそのロケーションに見合った3種類を選び計5ダイブを行います。
事前に行う学習はeラーニングによってすでに済まされています。
今回は、必須の「ディープダイブ」と「UWナビゲーションダイブ」の他、「魚の見分け方」、「中性浮力」、「沈船」により2日間のダイビングを完了。
3年前に入門編のオープンウォーターコースも自分が受け持ったのですが、その後200本の経験を積み今回のステップアップコース。200本も経験があればそれなりにダイビングは上手くスムーズそのもの。
UWナビゲーションは、コンパスを使い水中移動し同じ場所に戻ってきますが、陸で出来なければ水中では出来ないでしょう。最初は目標物に向かい20キックサイクル(両足で1キックサイクル)、その後90度ベゼルを回し北とマークを維持しながらまた20キック、その後、、、というふうに正四角形で元の位置まで戻ってくるのですが、最終的に数mの誤差とはお見事でした。
よーくあるのは、透明度が良いせいでどの位置からも丸見え。でもってこちらを何度もチェックしながら進めていくパターン。不安なのは分かるけどこっち見ないでコンパスを見てよぉ~
コース前には、事前に陸で練習をしてきたとのこと。さすがです。みんなこうであってくれたらな・・(笑)
こんな感じなので、他4ダイブもスムーズなのはご想像がつくでしょう。
最近のマジュロの沈船ダイブサイト
久しぶりにエネモネの沈船を潜りましたが、そこには、クルーズ船、ヘリコプター、飛行機が沈んでいます。
まずは飛行機の後部が沈む場所へ行くと、テンジクダイの群れがそこそこついていてなかなか面白い景観になっていました。というのも何年も何度もここで潜ってきましたが、こういったのは今迄なかったのです。
そして次はクルーズ船に向かうも遠目からは側面周辺一体は濁ってる?と思うほどのクロスジスカシテンジクダイの大きな群れ。群れというか大きなクルーズ船の側面全部ッ!
と思えば、外から見える各キャビン内にもぐっちゃりと群れまくっています。本当にこんなに群れているのは初めてびっくらたまげました。
船尾付近から中へ入り階段沿いを上がり外へ出られる短いコースでもそれらの群れで全く先が見えないほど。知ってるから突っ込んでいけるけど、知らなかったらその先どうなってるのか不安になるでしょうね。
こんな時には観光客が来れないという・・・
こういった光景は年中続かないので、ある意味 旬がある動かぬ沈船ポイントなのです。
コメント
太平洋真っ只中、写真を見ているだけでも、想像!するだけで感動ですねー。もう少し若かったらなーんてね。どちらにしてもコロナが、、、。
今日あたり東京もまた少し増加傾向。嘆きの日々が続きます。マーシャルだけでも平和な日々を!!