マジュロ環礁では生食用の新鮮なイカが販売されていません。
そんな時は自分で釣ってしまいます。
マーシャル諸島のイカ事情
一面海に囲まれた、ある意味海しかない海洋国であるマーシャル諸島ですが、販売されている新鮮な海産物には何故だか限りがあります。
輸入の冷凍製品のイカ、サーモン、エビなどはレストランや個人でも購入されていますが、そのまま生で食べれるような商品は販売されていません。
タコはローカルの商品として冷凍されて販売されています。しかも結構な値段です。イカは輸入のみ・・・
元々イカを生で食する文化がないというよりは、「気軽にどこでも大量に釣れるということがない」というのが大きな理由だと思います。
港周辺でも水面から確認出来るほど見つけることは簡単なのですが、それを釣り上げて食べよう~というところまでは興味を持たれないようです。
そして確かに大きな個体は大型魚のエサとして狙われてしまいます。
マーシャル諸島でアオリイカを釣る
ご存じのように、イカは「 餌木 / エギ」という疑似餌を使います。
もちろんどこにでもいるわけではないので、めぼしいところで何度か投げていれば群れになって追い掛けてきます。
ダイバーでもある自分としては、それらがどこにいるかは把握出来ているので、環礁内のいくつかのエリアを定期的に順に回ってトライしていけば毎回それなりに収穫することが出来るのです。
決してそのエリアで一度に捕りきってしまわないことが前提です。
釣りにいけばイカとボトムフィッシングの両方を狙うという流れですね。
この生は、韓国人の友人にもホテルのGMにも提供したことがありますが、思った通りの好反応。これはどこで手に入れた?というのがここに住む者の定番のセリフなのです。
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