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マジュロ環礁のサンゴ調査ダイブ【Day1,2,3,4】

マジュロ環礁のサンゴ調査ダイブ【Day1,2,3,4】

ラグーン内・外洋含むマジュロ環礁中のサンゴの調査ダイブです。

ターゲットポイントは約30ほどありますが、状況により省いたり変更したり。

環礁に暮らす我々にとっても珊瑚の重要性は知っておきたいところですが、同じマジュロ環礁内でも場所により水中の様子は大きく異なります。

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マジュロ環礁のサンゴ調査ダイブ

環礁という特異な環境、また太平洋のど真ん中ということもあり世界的にも情報共有を求めらるマーシャル諸島の珊瑚です。

調査されるターゲットエリアはどこも20ft未満で環礁の内外問わず統一することができる深度。これらの深度をある一定の距離で撮影していきます。

見比べると場所により珊瑚の種類、現在の状態(健康かどうかなど)は一目瞭然。

これらの期限は厳密に決まっていませんが、天候により催行できる場所は決まってきます。こちらはボートを出している側なので特に気を配ります。20ft付近と言えば、ある意味もっともうねりや波が発生しやすく、水中は体を固定することが難しい。

例えば、誰が見ても穏やかな無風時。環礁の周囲はベタ凪だと想像されるかもわかりませんが、結構な確率で外洋側にはうねりが発生します。

その水中で潜るダイバーにとっては、大海原で大型船に乗り大きく揺らされる感じで体が安定しない。それどころか、更に浅いリーフに持っていかれてもおかしくありません。しかもダイバーはOWライセンス所持ながら経験少ない若者達。。。

その辺りも考慮しターゲットエリアを選択していきますが、日本でいう秋から冬場にかけては更に難しい。タイミングを見ては行きにくそうな場所をつぶしていきます。

そしている間に、必然的に東側がほとんど終了。

マジュロ中なのでどこが先でもいいのですが、出来ることなら天候で大きく海況が変化する場所は先に終わらせないとこれからの時期更に行けるチャンスが遠のきます。

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マジュロ環礁のサンゴ調査ダイブ【Day1,2,3,4】

マジュロ環礁のサンゴ調査ダイブ【Day1,2,3,4】

さて、こちらの画像のように北側(チャンネル)、東側の外洋側をメインに終了させました。

赤●以外はまさに天候で大きくされる場所といっていいでしょう。

ちなみに、黄色●の左端なんて、お隣のアルノ環礁よりも遠いのです・・

残るはロンロン島とラグーン内、外洋側がいくつか、ウォジャ(ローラの手前)の外洋も残っていますが、難しそうなのはロンロン島の東側の外洋。ここもダイレクトに風を受けるので波が常に高い場所。

これらを完了させるには夏場の連日穏やかな時が良かったのですが、こちらではどうすることもできず・・そもそもこの話が来たのはすでに秋・・・

そして連日穏やかでも、彼等のデータ集計等のオフィス作業があるのですんなりいきません。。

どのタイミングで西側を攻略できるのか。

マジュロ環礁のサンゴ調査ダイブ【Day1,2,3,4】

ちなみに外洋側では、大きな大きな鳥山に何度も遭遇していますが、そこをグッとこらえるのに毎回必死です(笑)。

良いコンディションでダイバーを約40分ほど確実に潜らせ、浮上後すぐに船上へ連れ戻すのが自分の仕事。

とはいえ、、 水面ではねるカツオ、キハダを横目に・・・・

グッとこらえてます(笑)

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